福岡県うきは市吉井町は、江戸時代に久留米有馬藩と天領日田を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えた場所。白壁土蔵造りの家々が並ぶ歴史や文化の香り高い町ですが、ここで素敵なパン屋さんを見つけました。
白壁通り沿いからちょっと入ったところにある「ぱんのもっか」。福岡のパン屋さんを特集する際には外せない人気のパン屋さんです。
以前訪れた時は日曜日で大混雑。諦めて次回の機会を楽しみにしていたのですが、今回は平日の午前中を狙って再訪。既にパンを買い求める人で店内はにぎわっていましたが、無事に入ることができました!
お店の外には「定員15名」と貼り紙がしてありましたが、休日はすぐに15名以上になるので早めか平日の来店がおススメです(※定休日は月曜日と第2火曜日)。では、さっそく入店。入った瞬間から香ばしいパンの香りに包まれ、目の前には、美味しそうなパン、かわいいパンがいっぱいです!
どんなにお腹がいっぱいの時に入店しても、いくらでも食べられそうな、いや、ぜーんぶ食べたくなるようなパンが勢ぞろいしていました。
行列ができるパン屋さんの理由が分かったような気がしました。外で食べるスペースもありましたが、こんなに晴れた日は外で食べるのもいいですね♪
念願のパンを購入し、外に出ると、コーヒーの香りが!「ぱんのもっか」のすぐ近くにある自家焙煎コーヒー「蛭子町珈琲店」です。
なんだか本当に素敵なお店が多いなーと感激しながら、中に入ってグアテマラコーヒーを注文。
落ち着いた店内で、まるで自宅にいる時のようにくつろいだ感覚で至福のコーヒータイムが楽しめました。
ほかにも気になるお店が目白押しだったのですが、最後にぜひ紹介したいのが、「MINOU BOOKS & CAFÉ」。
お店のロゴ「MINOU」のデザイン(筆記体部分)は耳納連山のように見えます。 地方都市の多くで“まちの本屋さん”が消えつつある中、こちらのお店は、本のセレクトはもちろん、内装に至るまで、とても素敵な本屋さんでした。
店内にはカフェもありましたが、今度訪問した際は、ここでゆっくりお気に入りの本を読み、リラックスした贅沢な時間を楽しみたいです。
今回ご紹介した白壁通り沿いの3店は、本当に目と鼻の先にありますが、白壁通りや川沿いを歩いていると、ほかにも素敵なお店がいっぱいありました。
友だちや家族と一緒でも楽しいし、1人でゆっくり散策するのもおススメの吉井町。県外の人や外国人にも教えたくなる福岡の新たな魅力がたくさん見つかった町歩きでした。みなさんもぜひ散策してその魅力を感じてみてください♪