福岡最強の海鮮丼！？長浜・路地裏の名店「たけはた」

2022年10月15日

　新鮮な魚が安価で楽しめる福岡は「海鮮丼」が美味しい店も多数存在します。今日はその中でも私が価格帯、味、共に福岡トップクラスではないかと考える長浜の路地裏にある名店「たけはた」さんを紹介します。

「海鮮丼」激戦区港・長浜の路地裏にその店は存在する

　月に一度、長浜・港エリアにある病院に通院しておりまして、病院に行くの自体は憂鬱なものの、周辺に美味しいお店が多いのでランチ時に併せて通うようにしています。このあたりは「博多の台所」と呼ばれる「福岡市鮮魚市場市場会館」内のお店をはじめ、場所柄美味しい魚料理を楽しめる店が豊富です。

　ランチでお魚を楽しむときの選択肢として「海鮮丼」は外せない。この界隈、いい塩梅の海鮮丼を出すお店も多いし、おすすめも多数あるのですが、その中で私が行きついたのは・・・市場会館から「元祖長浜屋」への向かう通り沿いを左に曲がり「たつみ寿司」がある路地裏。

　　趣のあるこちらの路地裏を歩いていくと・・・・

　その途中にあらわれるこちらのお店「たけはた」さんです。

平日限定のランチメニューのラインナップがたまらん

　私がこのお店を知ったのは、懇意にしている鮮魚市場関係者の方に教えてもらった、というわりかし間違いのないルートきっかけです。教えてもらわないとなかなかこの路地裏に入ることもなかったでしょう。

　夜は長崎県産の「とらふぐ」を、刺身や鍋でお酒と一緒に楽しめるらしく、一度夜もお邪魔したいなとは思っておりますが、私がお世話になっているのが平日限定のランチメニュー。

・たっぷりうに丼　　1,800円
・たっぷりいくら丼　1,650円
・うにいくら丼　　　1,650円
・特選海鮮丼　　　　1,650円
・大エビフライ　　　1,100円
・うに丼　　　　　　1,100円
・海鮮丼　　　　　　　900円
・まぐろの山かけ丼　　900円
・活き鯖のごま醤油　　900円
・日替わりセット　　　900円

　が、ランチの定番ラインナップ。いずれも小鉢・サラダ・漬物・汁物がついての価格です。1,000円台後半のメニューは、日々のランチ予算と考えるとお小遣い制のオジサンにとってはハードル高めではありますが、実際食べてみると納得と言うか、むしろ安い。そして日常使いできそうな1,000円以下のメニューもしっかりあるのが嬉しいです。

店内は非常にアットホームな雰囲気

　路地裏にあるお店で、最初は入りづらいと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはなく、店内は非常にアットホームな雰囲気。店員のお姉さまたちの接客も、良い塩梅のフレンドリー加減。

　この日はひとりで入店したのでカウンターに通されました。ずらりと並ぶキープボトルを見るとやはり夜にも伺いたくなります。隣の席のオジサマがハイボールを飲みだしたので、なおさら飲みたくなる・・・。

　なんとか飲みたい気持ちを堪え、ランチメニューを眺めます。刺身が食べたかったので海鮮丼にしようとは思っていたのですが、通常の900円にするか、うにがふんだんにのってる「特選」1,650円にするかで悩みます。メニューをにらみながら、私も40代になり会社では後輩も大勢いる立場として、ここは日和ってはならんと、意気揚々とオーダーしました！

こちらが「たけはた」の海鮮丼（900円）!

　間もなくやってきたのはノーマルの海鮮丼です。私だってがんばれば「特選」頼めるくらいのお小遣いは辛うじて持ち合わせておりますが、今回は皆様にご紹介するにあたってあえて「ノーマル」をお伝えしたかった。特選はもちろん贅沢で良いんですが、このノーマルが本当に素晴らしいのです！900円でこれが食べれるということを伝えたいんだ！

　写真の通り、メインの海鮮丼に小鉢（冷奴）・漬物・サラダ・みそ汁がついて900円。なんてことなさそうなサイドメニューも、丁寧につくられて美味。こういうところから信頼がおけます。

　この日の海鮮丼のネタは、いくら、サーモン、マグロ、玉子、カンパチ、鯛（たぶん）。写真からもある程度伝わるかとは思いますが、長浜の市場から仕入れてるのでしょうか、とにかくネタが新鮮！美しい！

　最近いわゆる「映え」を狙ったのであろうか盛りに盛られたボリューミーな海鮮丼を提供する店が多いので、それらと比較するとサイズはこぶりかもしれませんが、実際問題適ちょうど良き量です。

　店員のお姉さんに毎度「ゴマダレにワサビとかしてかけて食べてねー」とご説明いただき、その教えに従い、ぐるりと回しかけ、いただきます！