子どものまぶたが腫れる原因はさまざま。 ふと子ども顔を見てまぶたがプックリと腫れていたら、「何があったのか?」と保護者の方も不安になりますね。まぶたは顔の中でも特にデリケートな場所なので、バイ菌やその他のちょっとした刺激でも大きく腫れてしまうことがあります。
今回は子どもまぶたが腫れるさまざまな原因や、お家で気を付けたいポイントなどをご紹介したいと思います。
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細菌やウイルスによるまぶたの腫れ
子どものまぶたが腫れる原因で多いのが、細菌やウイルスによる感染です。乳幼児が感染しやすい理由としては、免疫機能が未熟で抵抗力が弱い点が挙げられます。また子どもは鼻涙管(びるいかん)と呼ばれる目と鼻をつなぐ管が短く、鼻から細菌やウイルスが感染しやすいのも理由の1つです。 細菌やウイルスの感染が原因でまぶたが腫れる主な病気には、以下のようなものがあります。 ◆ものもらい ものもらいはまぶたの毛穴などに細菌が感染することで起こります。外遊びの後に手を洗わずに目を触ることや、不衛生なタオルや枕カバーなども感染の原因です。治療法としては、原因に応じて抗菌剤を点眼したり、膿が多く溜まっている場合は切開して膿を出す治療などがあります。 ◆結膜炎 結膜炎はアデノウイルスと呼ばれるウイルスが感染して起こる病気です。一般的には「はやり目(流行性角結膜炎)」や「プール熱(咽頭結膜熱)」の名前で知られています。 ウイルス性の結膜炎は特別な治療法がなく、自然に治るのを待つしかありません。また結膜炎は非常に感染力が強いため、家族間での2次感染に注意しましょう。登園や登校も、医師の許可がでるまで控えることが必要です。
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アレルギーによるまぶたの腫れ
まぶたの腫れはアレルギーによっても起こります。アレルギーの原因には、花粉など季節が限定されるものや、ダニやハウスダストなど1年を通したものがあります。その他に、食べ物や薬品などが原因になる場合も考えられます。 アレルギーによるまぶたの腫れを予防するには、原因となるアレルゲン(アレルギーを引き起こすもの)に触れさせないことが1番です。しかし実際の生活では完全に避けることが難しいケースもあります。その場合はアレルギーを抑える薬を点眼したり、服用したりすることで症状を軽くする治療が行われます。
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