寒い日に無性に食べたくなるのが、温かいおでん。屋台のおでんも味わい深くて好きなのですが、今回は、「博多新おでん」というこだわりのおでん屋さんをご紹介します。
福岡市中央区警固2丁目にある「酒楽遊膳えびす 警固本通り店」。大きな提灯が目印です。
こちらのお店の名物は、水炊きをベースにした煮込まない「博多新おでん」。一体、どんな味がするのでしょうか。お楽しみの前に、他のメニューもチェック。
この日のおススメメニューを見ただけでもそのバリエーションの多さに驚きます。とりあえず、しまあじの刺身やキャベツのアンチョビ炒め、砂ズリ唐揚げなどを選んでみました。
どれも酒飲みが好みそうなメニューですが、お酒がなくても箸が進む美味しさです。 店内にはカウンター席とテーブル席があり、この日はカウンター席に座ったのですが、カウンター内のスタッフのテキパキした態度が印象的でした。
おでんの前にもう少し食べたくて、いかと野菜の塩炒めと梅わさびきゅうりを注文。
全体的に味付けが濃くなく、あっさりとした上品な印象の料理です。さて、いよいよおでんの出番です!
単品メニューも充実していますが、とりあえずこの日は初めての来店なので、おまかせ3種盛りに玉子をプラスしてもらいました。
綺麗です。なんとなく「おでん=茶色」のイメージがあったのですが、こちらのおでんは透明感があります。水炊きをベースにした和風出汁はとても優しい味で、最後の一滴まですべて飲み干してしまいました。
具材も、豚肩ロースしゃぶしゃぶや春菊、水菜など、今までのおでんにはなかったような多様なメニューがそろっています。しかも、玉子は半熟玉子でした!
おでんの前にいろいろと食べてしまったので、さすがに〆の麺やご飯にはいきつかなかったのですが、次回はぜひおでんのみのメニューでたっぷりと「博多新おでん」を堪能したいと思います。 おでん通や水炊き通の人に紹介してあげたいお店。博多で一風変わったおでんを皆さんもぜひお楽しみください♪