「まさか」衝撃の光景に唖然! 赤ちゃんを抱っこしてスキーはあり?

 いよいよスキーシーズン到来! 寒くて屋外遊びがしにくい季節だからこそ、キッズウェルカムなスキー場は冬のお楽しみです。 そり遊びや雪合戦、かまくら作りといった、古くからある雪遊びはもちろん、大きな浮き輪型のそりで滑るスノーチュービングや、雪の上でも遊べるスノーストライダーなど、子供が思いっきり遊べるアトラクションが満載! 暖かな休憩室や託児室を併設したスキー場も多く、小さなお子さんを連れてスキー場を訪れる家族も多いことでしょう。 そんな親子で楽しめるスキー場で、「まさか!」と二度見する驚きの光景を目撃しました。さぁ、なにを見たのでしょう。

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 数年前、2歳と4歳の子ども達を連れて、ゲレンデデビューをしました。夜の間に新雪が降り積もり、朝日を浴びてキラキラと光る一面の銀世界に、子ども達は大興奮。 スキー場に行くまでは、「2歳児には、まだ雪遊びは早かったかな? こんな小さい子を連れてきて、非常識だったかな」と不安に思っていたので、たくさんの幼い子達が、ぶかぶかのスノーウェアに身を包み、ポテポテと歩く様子を見てホッと一安心しました。

 子ども達を連れて、子ども限定の雪遊びゾーンに向かうと、すぐ横をスキーヤー達が滑り降りてきます。小学生くらいの子ども達が滑り方を教わるスキーレッスンも開かれており、
 「子ども達がもっと大きくなったら、子ども達はスキーレッスンに参加させて、私達は普通にゲレンデを滑ってもいいよね」と旦那と話し合っていました。

 ふと見上げると、ずいぶんとふくよかなスキーヤーが、滑り降りてきます。スキーヤーの胸のとことがこんもり膨らんでいるのが目に入りました。
 「あれ…? まさか!!」と二度見。 よく目をこらしてみると、ふくよかな塊は、もこもこのスノーウェアに包まれた赤ちゃん!? そのスキーヤーは、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしたまま、スキーを楽しんでいたのです。

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 その日は、3月上旬の快晴の日で暖かく、ゲレンデは緩斜面だったので、そのスキーヤーもそれほどスピードを出していませんでしたが、赤ちゃんが抱っこされたままスキーをしている様子にびっくり。 旦那と
 「え…? 赤ちゃん抱っこしたまま滑っていいんだっけ? よくリフトの人も注意しなかったね」と半ば呆れるような気持ちで話していました。

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 数時間後に休憩室に向かうと、さきほどの赤ちゃん連れスキーヤーが今度は授乳をしています。 スノーウェアと赤ちゃんの頭部で隠れて、バストが全開になっているわけではありませんが、授乳室ではないので、カーテンはなく、男性達は目のやり場に困っている様子。

  赤ちゃん連れでスキー場に行ったとしても、託児室に預けるという選択肢もあったので、赤ちゃんを抱っこしたまま滑っていることに驚きを隠せません。 授乳が終わるとそのスキーヤーは、また抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして、颯爽とゲレンデに向かってしまいました。 この話を、スキーが大好きな友人(1月〜3月は隔週ペースでスキー場に通う)に話したところ、
 「あ! それ私もやったことある!」とケロッと告げられて、二度びっくりしたのです。 友人は3人の子供がいて、上の2人のお兄さん達は4歳からスキー教室に通い、小学生の今では大人顔負けのコースを滑り降りる名スキーヤーになっているそうです。 そして末っ子の娘は、なんと0歳10ヶ月の頃から抱っこ紐でスキーデビュー! 抱っこされている間はほとんど寝ているし、起きている間はキャッキャッとはしゃいでいたそう。 そんな早期英才教育の成果か、末っ子は2歳で自分のスキー板をつけて滑るようになり、3歳の今はお兄さん達に負けずに難しいコースを滑走しているそう。

  誇らしそうな友人に、釈然としない物を感じ
 「抱っこ紐でスキーなんて、転んだ時に怖くない?」と尋ねてみましたが、こんな答えが返ってきました。
 「もう何年もスキー中にこけたことなんてないから大丈夫! さすがにおんぶして滑って、尻餅をついたら潰してしまいそうで怖いけれど、前なら手で守ることもできるしね」 自信満々の彼女に、もう何も言うことはできませんでした。貴方だったら、0歳児を抱っこしてスキーできますか?

(ファンファン福岡一般ライター)

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