福岡へ転勤になると、福岡から引っ越したくなくなる人が多いのはご存知ですか。私も関西から福岡へ転勤し、住みやすさや食事の美味しさに魅了され、気づけば5年も住んでいました。これから福岡へ転勤するあなた、旅行を考えているあなたへ、福岡が“神”だった理由についてお伝えしていきます。
家賃が安い! 街がコンパクトで移動しやすい
他府県から転勤してきた人に「ずっと住みたい」と言わしめる福岡。私も関西から転勤し、福岡最高! となったひとりです。福岡が住みやすい理由に、1. 家賃の安さ 2. コンパクトな街 があると思います。
私は、博多駅徒歩15分、築10年1LDKのマンションを借りました。家賃は、管理費など諸々込みで6万9,000円代。九州の玄関口に、7万円を切る家賃で借りることができ驚きでした。
大阪駅徒歩圏内の1LDKでは家賃10万円超えが多いので、福岡の家賃は破格に感じます。勤務先は博多駅の近くだったので、徒歩や自転車で通勤できました。満員電車から解放され、通勤時間が短くなったのも嬉しかったです。
仕事終わりのまま新幹線に乗り、関西へ帰省することもよくありました。博多から新大阪までは約2時間半。関西へ気軽に帰れるのも嬉しいポイントです。福岡のコンパクトな街は、非常に住みやすかったです。1番驚いたのは空港までのアクセスの良さ。博多駅から福岡空港まで、地下鉄で約6分です。こんなにアクセスのよい空港が他にあるでしょうか。
繫華街の中州や天神も、博多駅から地下鉄で数分。市内はバスの本数も多く、博多・蔵本・天神・薬院駅前の福岡都心エリアは西鉄バスが150円均一運賃で運行しています。はじめはどのバスに乗るかわからず難しかったですが、慣れると格安で移動できてとても便利でした。
あふれる美食! 体重増は避けられない?
福岡といえばご当地グルメですよね。私は福岡の食事が美味しすぎて、転勤前より5kgも体重が増えてしまいました。旅行だと食事の回数が限られてしまいますが、住んでしまえば「今度は何を食べに行こう?」と次々お店をリサーチ。様々なジャンルの名店を訪れました。
私が衝撃を受けたのが、水炊きと胡麻サバ。水炊きは正直あまり好きではありませんでしたが、福岡で食べると「今までの水炊きはなんだったのか」とイメージが覆りました。
はじめに、塩とネギが入ったお出汁を飲んだのですが、あまりの濃厚さに仰天。鶏の旨みとコクがふんだんに出ていて、ほどけるような骨付きの鶏肉や、締めのちゃんぽんまでたっぷり堪能しました。
胡麻サバも忘れられない逸品です。まず、サバを刺身で食べることに驚きでした。まったく臭みがなく、胡麻やネギ、甘めの醤油が絡んだサバは美味しすぎて手が止まらず。お酒との相性も抜群で、ついつい飲みすぎてしまいました。両親や友人が福岡へ来た時には、必ず胡麻サバをおすすめするほどに。
「脂がのったサバと甘い醤油が最高!」と大評判です。
福岡では美味しい食事とお酒をリーズナブルにたくさん楽しみました。ひとりの胃袋では到底足りないほど、美味しいもので溢れていますよね。叶うことならもう一度福岡に住みたいです。
福岡は魅力的
【転勤先の福岡が神だ】と感じた理由をお伝えしました。家賃が安く、街がとてもコンパクト。東京・大阪に比べると人が少なく、でも必要なものは何でも揃う環境がとても住みやすかったです。美味しいものがたくさんあるのはご周知のとおり。もう一度福岡に住めるなら、体重管理に気を付けてグルメとお酒を楽しみたいと思います。
(ファンファン福岡公式ライター/ゆめしま)