長崎が誇る山海の幸が三川内焼で堪能できるコースが、ホテルオークラJRハウステンボス 鉄板焼「大村湾」に登場しています。題して「料理長 冬のこだわりコース~日本遺産“三川内焼”の器に~」。今回は、日本一の和牛が日本遺産の器で味わえる、この極上企画の魅力をご紹介します。
ホテルオークラJRハウステンボスは、長崎県佐世保市の一大観光スポット「ハウステンボス」から徒歩1分の場所にあります。同ホテル12階の鉄板焼「大村湾」からは、中世のヨーロッパの街並みと大村湾が眺められます。
この絶景スポットで味わえるのが「長崎和牛」。長崎和牛は、5年に1度開催される和牛の祭典「全国和牛能力共進会」の肉牛の部で2012年に最高の内閣総理大臣賞を受賞するなど、肉質、味ともに国内トップレベルのお肉です。2017年に開催された同大会では惜しくも2位でしたが、「霜降りの状態が絶品だった」と高評価されています。そのお肉がこちら!
美しいです。まだ焼いてないのに、その美味しさが見るだけで伝わってきます。 そして、器にもご注目ください。透きとおるような白磁と繊細な染付の青が印象的な「三川内焼」です。三川内焼は、その高い技術力と繊細な仕上がりが古くから国内外で人気を呼び、2016年4月には「日本磁器のふるさと 肥前」の構成文化財のひとつとして「日本遺産」に認定されました。三川内焼を象徴する絵柄“唐子(からこ)” 本当かわいいです。
最高の和牛に加え、五島灘や佐世保近海などでとれる海の幸、ジャガイモをはじめとする多彩な地元野菜が三川内焼の器で食べられるなんて―。しかも、料理はシェフが目の前で作ってくれるなんて、贅沢の極みです。
滑らかで柔らかく、ジューシーな脂の口どけがたまらない長崎和牛。五感すべてで嬉しさと美味しさを感じる最高の料理でした。
〆はガーリックライスを注文。
料理も、器も、風景も、すべてがパーフェクトに感じられたひと時でした。
長崎というとチャンポンや海鮮のイメージがあったのですが、すっかり長崎和牛のファンになってしまいました。また、三川内焼の窯元はこのホテルから車で約30分の場所にあるそうです。興味を持たれた方は、ぜひ三川内焼の里にも足を運んでみてください。 撮影:Webマダム (山本美千子) 料理長こだわりコース~日本遺産“三川内焼”を器に~ 期間:2018年1月9日(火)~2018年2月28日(水) ※前日(電話予約9:00~20:00)までに要予約。 時間:17:30~21:30(最終受付) 料金:一人 18,000円(税金・サービス料込み) 予約先:TEL:0956-58-7111