福岡は肉まんの食べ方も一味違う!?
■酢醤油の付いていない肉まんなんて… 寒くなってくると暖かい食べ物が恋しくなりますよね。鍋、おでん、うどんなどなど、体の芯から温まる食べ物はたくさんありますが、コンビニなどで買える「肉まん」も外せませんよね。 あんまんもピザまんも美味しいのですが、やはり肉まんの魅力には勝てません。小腹が空いた時などにはついつい手が伸びてしまいます。 この肉まんですが、もちろん日本全国のコンビニで売られています。が、しかし、肉まんを買ったら酢醤油が付いてくるのは福岡を含む九州北部だけだってこと、知ってましたか? 福岡人が上京した時、コンビニで肉まんを買ったら酢醤油が付いてなかったので、店員さんに「すいません、酢醤油を入れ忘れているみたいなので入れてください」と言って店員さんがフリーズしたというのも福岡出身者あるあるの一つですね。 同じように、関西では肉まんにからしをつけて食べるので、上京してコンビニでからしが付いていないことにクレームを入れたという話もよく聞きます。 ■どうやって食べるか、それが問題だ… とはいうものの、肉まんにどうやって酢醤油を付けて食べるかは、福岡人の中でも意見が分かれます。 そこで、筆者の周囲数人へのアンケートをもとに、福岡人の肉まんの食べ方ランキングを作ってみました。 第1位:最初に半分に割って酢醤油をかける最も多かったのがこの食べ方です。紙袋の中で肉まんを半分に割り、中のお肉の部分に酢醤油をまんべんなくかけて食べます。半分に割る時、外側のふわっふわの柔らかい皮が若干ぺちゃんこになってしまうのが難点です。 第2位:皮の上から酢醤油をかけて食べる肉まんを紙袋に入れた状態で酢醤油を全部かけてしまい、皮にしみ込んだ酢醤油を味わいながら食べる方法です。かける方法を間違うと紙袋から酢醤油が漏れてしまい服が汚れてしまうのが難点です。 第3位:一口かじって酢醤油をかけながら食べるまずはそのまま肉まんを一口かじって具をあらわにし、右手に持った酢醤油をチビチビかけながら左手に持った肉まんを食べ進む方法です。酢醤油をかけすぎて最後の方で足りなくなってしまうのが難点です。 ■いずれ肉まん+酢醤油が日本を制覇する!? 東京から福岡に遊びに来た人は、ほとんどの人がこの肉まん+酢醤油に驚きつつも好奇心で口に入れてみます。そして必ず「意外とうまいじゃん」と言います。 そう、肉まん+酢醤油は万人が認める美味しさであり、東京でも受け入れられる要素があるのです。近い将来、全国のコンビニで肉まんには必ず酢醤油がついてくるようになるかも!?