バスの保有台数は西鉄バス単体で1813台、グループ企業まで含めた場合何と2795台ものバスを保有している西鉄バス。
■保有台数の多さはまさに最強!
この保有台数の多さがたびたび話題になり、神奈川県にある神奈中バスと保有台数トップの座を巡って熾烈な争いをしていることをご存知の方は多いでしょう。 確かに天神や博多駅といったターミナルを歩いていると、西鉄の路線バスがずら~っと並んで走っている光景を目にすることも珍しくありません。他都市から来た人も、このバスの多さに目を丸くすると言われています。 バスの多さだけでなく、市民の利便性を追求した、市内中心部を周回する100円バスや連結バスなど、話題性にも事欠きませんね。
■バス保有台数だけが最強の理由ではない!
しかし、西鉄バスが「福岡市内最強の公共交通機関」である理由は何も保有台数だけが理由ではありません。毎年秋、台風の直撃シーズンになると私たち福岡市民は朝のテレビの交通情報を見守りますよね。実はその時の各交通機関の運行状況で台風のヤバさがわかるというのが都市伝説化しているのです。 具体的にお話ししましょう。福岡市民における交通規制情報と台風の規模との関係性は以下の通りです。 ◇福岡空港発着の国内線が全便運休 →「まあ、台風やけんね。仕方なかね」 ◇都市高速道路閉鎖 →「海沿いやし風強いけんね。仕方なかね」 ◇JR鹿児島本線運休 →「ありゃ。そこそこ大きな台風来とるっちゃんね」 ◇福岡市営地下鉄運休 →「う~ん、雨戸閉めといたほうがよかね」 ◇西鉄天神大牟田線運休→「は?今日会社行けんちゃない?」 ◇西鉄バス一部路線で遅延 →「マジでぇぇぇぇぇ!!!今回の台風超ヤバいっちゃない!? 外出たら死ぬばい! 電気もガスも止まるかもしれんけん、水と食料確保せんと!」 とまあ、多少大げさですが、西鉄バスはめったなことでは運休しない、市民にとってもっとも頼りになる交通機関だということですね。