餃子といえばどこの県をイメージしますか?
■日本で一番餃子が好きな都道府県はどこだ? 「日本三大都市は東京・大阪・福岡」というネタがありますよね。誰も本気でこんなこと思ってないですが、ネタになるから時々街頭インタビューや飲み会の席で言うことがあります。 「日本一美人が多いのは福岡」というのもあります。確かに福岡は美人(というより飾らない素のかわいらしさ)が多いとは思いますが、日本一かと言われればそうではないと薄々感じています。 これらのネタはある意味“福岡人の異常なまでの地元愛”から生まれたネタであり、「実は名古屋の方が都会だよ」とか、「東京の方が美人は多いよ」とか言われても「え~! でも、まあ、そうだよね~」で軽く流せますよね。 しかし、「日本一餃子が好きなのは福岡だ」というのはネタでもなんでもなく本気で思っています。 「餃子消費日本一は浜松と宇都宮が毎年競っている」と言われても「それは消費量やろ。餃子愛は福岡が一番ったい」と反論します。そして「あっち(浜松とか宇都宮)の餃子は1個が大きかろ?こっちは1個が小さいけん数にしたら勝っとうよ」と謎の勝負に出てきます。 それほど福岡人の餃子好きは徹底しているのです。 ■基本は一口サイズの鉄鍋餃子 そんな福岡の餃子の特徴と言えば、まずは先にも触れたそのサイズ。女性でも一口で食べることができる大きさなので、ひとりで20個30個とオーダーするのが基本です。 そして他の地域では器に盛って出てくるのが普通ですが、福岡では鉄鍋にぎっしりと並べられて出てきます。お店によってはジェットエンジンのフィンみたいに綺麗な放射状に並んで盛り付けられていることもありますね。 そして餃子のタレと薬味は柚子胡椒でいただきます。これがまたビールに合うんだ。ん~たまらん! ■実は餃子巻きは福岡オリジナル!? ところで、おでんの具として有名な餃子巻き。これも福岡オリジナルだって知ってますか? 関東や関西では餃子巻きを見かけることはほぼありません。多分100軒に1軒くらいでしょうか。ところが福岡ではどこに行ってもおでんの餃子巻きがありますよね。コンビニですら扱っています。 こんなところからも福岡人がいかに餃子好きであるか、分かりますよね!