【4歳の息子が涙】初めての魚釣りで気づいた命の大切さとは

 4歳と2歳の子どもを連れて、釣り堀に出かけた時の話です。小さな子でも簡単に魚が釣れて、魚をその場で焼いて食べられる施設だったので、「きっと子どもたちは喜ぶだろう」と思い夫と計画したのですが…。思いがけない理由で4歳の息子が涙をこぼし、その涙の理由に、私と夫もハッとした出来事です。

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初めての釣りに大興奮

写真AC

 自宅から3時間かけて釣り堀に到着すると、たくさんの家族が釣りをしていました。同じくらいの年齢の子どもたちがパパやママと一緒に魚を釣り上げる姿を見て
 「わぁ! すごい!」とテンションが上がるわが子たち。

 さっそく私たち家族も釣竿をレンタルし、初めての魚釣りがスタートしました。針にエサを付け、釣り堀に投入すると10秒もかからずに魚が掛かり、夫と息子が竿を引き上げます。大人の手の平くらいの可愛い魚が釣れ、バケツに入れると元気に跳ね回っていました。
 「よっしゃー! 釣れたー!」と初めて自分が釣ったことに大興奮の息子。

 2歳の娘はバケツの中を見て
 「魚が泳いでる~」と嬉しそうに眺めていました。2回目は娘も魚釣りに挑戦し、息子が釣った魚よりも一回り大きい魚が釣れ
 「やったー!」とジャンプして大喜び。

 その後、息子と娘は交代で魚を釣っていき、目標にしていた8匹の魚を釣り上げたところで終わることに。子どもたちはバケツの中の魚を見て
 「これは〇〇くんが釣った魚だ! こっちは〇〇ちゃんが釣った魚」と2人で楽しそうに話していました。

涙をこぼす息子

 釣った魚を店員さんに渡し、はらわたを取るなどの下処理をお願いしました。その間にシートを敷いて、家で作ったおにぎりを出したり、魚を焼くための七輪コンロを準備したりしていると、店員さんが下処理をした魚を持ってきてくれました。

 その魚を見て、一瞬ギョッとした表情をして立ち尽くす息子。
 「どうしたの?」と尋ねると
 「なんでおなかが割れているの?」と聞くので、
 「お店の人が魚のおなかを切って食べられないところを出してくれたんだよ」と言うと
 「それで魚が死んじゃったの?」と涙をこぼしました。

 さっきまで元気に動き回っていた魚がほんの数分で死んでしまったことにショックを受けたようでした。
 「お魚さん、かわいそう…」と2歳の娘もつぶやきます。
 「そうだね。でもみんなが元気な体を作るために、こうやってお魚さんの命や、豚さん、牛さん、鶏さんの命をもらわないといけないんだよ」と説明する私。

 説明しながら自分でも「残酷な話をしているな…」と思いましたが
 「だから食べ物は残さず食べようね。ありがとうの気持ちを忘れずに食べようね!」と最後まで伝えたいことを話しました。

子どもたちの反応は

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 その後、七輪で魚を焼き、2人に食べさせようとすると
 「お魚さん、ありがとう。いただきます!」と魚を見つめながら、いつになく真剣な表情をする子どもたち。その姿を見て、私と夫も生き物の命をいただくことに感謝しなければいけないなと改めて学びました。

 その後、子ども達は家でも魚を残さずに食べるようになりました。いつも食卓に出すお魚は切り身ばかりだったので、今回の体験がなければきっと子どもたちは食卓に出された魚を「生き物」として認識することが難しかったと思います。

 「食べ物」である前に「生き物」であるということを知ってもらいながら、食べることに感謝の気持ちを忘れずに育って欲しいなと思った出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / canaママ)

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