ファンファン福岡の紙面で月1回ご紹介している「社長とデート」企画。今回は、今年11月に開業40周年を迎える新生堂薬局の代表取締役副社長兼COO 水田怜さんと、福岡市博多区上川端町の老舗カレー店「バークレー」で人気のハンバーグカレーをいただきました。
「ハンカレー(ハンバーグカレー)」で有名な「バークレー」の店内には、プロ野球広島カープのグッズなどがずらり。お店の方が相当なカープファンのようです。
今回のお店は水田さんセレクトなので、ひょっとして水田さんも広島ファンなのかと思ったのですが、「もちろん、福岡ソフトバンクホークスのファンです」とのこと(笑)。カレーとハンバーグが大好きな上、一人でも入りやすいお店の雰囲気が気に入り、近くに寄った時にはよく訪れるとのことでした。
美味しいカレーを食べながら、新生堂薬局の歴史や今後の展開についてお話を伺いました。 新生堂薬局は1978年、水田さんの父(現・水田雅幸社長)が福岡市南区大橋に調剤薬局を開業したところからスタート。開業半年前に水田さんが生まれ、1984年に「株式会社 新生堂薬局」が設立されました。 小学2年生の時の文集に「将来は(お父さんのように)薬局の社長になって人の役に立つ仕事をしたい」と書いたという水田さん。少年の頃から抱いていた夢を叶えるべく、大学では薬学を専攻。卒業後、大手ドラッグストアで4年半修行を積んだ後、2005年10月に新生堂薬局へ入社、商品部バイヤーや経営企画室長などを経て、昨年10月から代表取締役副社長に就任されました。 薬局とひと言でいっても「新生堂薬局」の事業展開は幅広く、子育て中の母親のコミュニティーづくりやアウトレットストア、シニア雇用など、「薬局」の枠を超えた取り組みを行っています。 「届けたいものは『薬』ではなく、その先にある『健康』であり、『笑顔』なんんです」と水田さん。「症状に合った医薬品を提供するだけでなく、子育て中の方や高齢者、地域住民に喜ばれるイベントやサービスなどを提供したい。地域の人たちの笑顔のために、新しいことを生み出す薬局として今後も様々なサービスに取り組んでいきたい」と話していました。 新生堂薬局が、2025年に向けた掲げたビジョンは「地域一番のヘルスケアステーション」。地域の人たちの健康づくり、地域の活性化に自分たちができることは何か。「固定観念を捨て、考える前に行動しよう」という姿勢で、日々改善と改革を行っている今後の新生堂薬局の取り組みに、乞うご期待です。