妻へ「あかみね、吉本やめるってよ。」vol.22

妻へ おーい。返信がありませんが生きてますかー?生きてますよね。死んだように働いてくれていますが、生きてますよね。分かっています。忙しくて書けないという事も。私の不徳の致す所です。 そんな中、吉本の事務所から公式に発表されましたよ。

「あかみね、吉本やめるってよ。」桐島、部活やめるってよみたいに書きましたが、あかみねくんが辞める事が公表されましたよ。 あなたにも話して知っているとは思いますが、時間は止まってくれません。とうとうその時がやってきました。 色々な思い出はあります。二人で売れようと夢を掴むために東京に行きました。東京でも色んな番組に出演させていただいて、そのためのオーディションに受かるため、力を合わせてやってきました。

出典:ファンファン福岡
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そんなこんなでコンビを組んで、気づけば14年です。でも仕方がないです。

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正直に言いますと、この結論が出るまで、40を超えたおじさん二人で何回も、電話で泣きながら話し合いました。おじさん二人で、毎回毎回、泣きながら話し合いました。 二人の思いが世間に伝わらなかった悔しさや、漫才や、お笑いが大好きな事。分かっていました。福岡では面白いとか、面白くないとか関係ない事も。それは分かっていました。 けれども、絶対に面白ければ、いつか世間に届くだろうと、二人で頑張ってきましたが、かないませんでした。 妻よ、子どもよ、すいません。そして、辞めてほしくないって言ってくれた姪っ子よ、すいません。 11月からは、二人から急に一人になり、どうなるか不安でしょうがないですけど、決めた事があります。 もう売れるとか、売れないとかどうでもいいです。面白いとか面白くないとかもどうでもいいです(決して投げやりではないよ)。 自分の夢とかじゃなく、これからは、あなたとたけのために仕事します。どんな仕事でも、一生懸命します。 父として誇りを持ってもらえるようにせんとね。でもまあ、ちょっとは面白い方がいいか。面白いパパのがいいもんね。 よしがんばるよ。行くよー! たのきん全力投球!←古い? という事で関係者の皆さま、私、どんな事も、たのきん全力投、いや、全力投球で頑張りますのでお仕事よろしくお願いします。やせ細っている息子のために、どうか、あっ、それとちょっとぽっちゃりしてきた妻のために、どうかお仕事をお願いします。 夫のりひさより

※情報は2018.6.23時点のものです

出典:森本夫妻

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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