1試合平均35,000人、年間で252万人(NPB公式より)が観戦に訪れる我が福岡ソフトバンクホークス。今年も主催29試合目で観客動員100万人を突破し、史上最速のペースで記録更新中です。
さて、そんな福岡ソフトバンクホークスの本拠地は言わずと知れた「福岡ヤフオク!ドーム(以下ヤフオクドームとします)」。老いも若きも連日観戦に訪れ、熱い声援を送っています。 実は筆者も忙しい仕事の合間を縫って毎年30試合前後は観戦に行っています。これだけ頻繁に通うと、ヤフオクドームやホークスファンならではの面白いネタが、いろいろ見えてきます。観戦経験者なら思わず「あ~あるある!!」と声をあげてしまうようなネタや、ちょっとしたトリビアなどをご紹介します。
■メガホン叩いて応援だ! さて、突然ですがみなさん、上林選手の応援歌覚えていますか?ちょっと頭の中で歌ってみてください。できれば手拍子しながら。「叩けボールをミートで」で始まりますよ。 どうですか?歌詞とメロディを覚えていれば特に引っかかるところは無いですよね。球場では手拍子がメガホンを叩くリズムになると思います。ここまではOKですね? ここからが問題です。実は選手応援歌のほとんどは、メガホンを叩くリズムは「タン タン タンタンタン」でOK。チャンステーマは別として、基本はこのリズムでメガホンを叩いていれば大丈夫なんです。一部を除いて…。
■上林選手はOK、でも柳田選手や川島選手は…? では具体的に選手応援歌に乗せて叩いてみましょう。 前述した上林選手の「叩けボールをミートで 広く打ち分け遠くへ スピード生かして 目指せホームベースを」は終始このリズムでメガホンを叩きます。 文字だとわかりにくいですが (タン タン タンタンタン) (タン タン タンタンタン) 叩けボールを ミートで 広く打ち分け遠くへ (タン タン タンタンタン) (タン タン タンタンタン) スピード生かして 目指せホームベースを という感じです。 が、しかし! 柳田選手の応援歌「光のような足と つきさすようなスロー いざ一振り決めて かがやけ柳田」になるとちょっと怪しくなりませんか?そう、「いざ一振り決めて」の部分がみんなバラバラなんです。 実は柳田選手の場合はまだマシな方。なんとか「タン タン タンタンタン」のリズムで叩ける範囲です。 これが川島選手の応援歌「逞しく いざ立ち上がれ 思い切り振り 打て川島」の「思い切り振り」のパートになると見事にタイミングがバラバラです。内野席の場合、このパートはリズムが合わず叩くのを放棄している人もちらほら。 さらにその上を行くのが福田選手。「嵐呼べよ福田 風を切れよ福田 あふれる情熱 見せてくれ」の「あふれる情熱」のパートはめっちゃ難しい! 「タタタタン タタタタン」の人もいれば「タン タン タン タン」の人もいます。すべてのパートを「タン タン タンタンタン」で乗り切るご高齢の強者もいらっしゃいますが、筆者はまだそこまでの領域に達していないので毎回戸惑ってしまうのでした。