1試合平均35,000人、年間で252万人(NPB公式より)が観戦に訪れる我が福岡ソフトバンクホークス。今年も主催29試合目で観客動員100万人を突破し、史上最速のペースで記録更新中です。
さて、そんな福岡ソフトバンクホークスの本拠地は言わずと知れた「福岡ヤフオク!ドーム(以下ヤフオクドームとします)」。老いも若きも連日観戦に訪れ、熱い声援を送っています。 実は筆者も忙しい仕事の合間を縫って毎年30試合前後は観戦に行っています。これだけ頻繁に通うと、ヤフオクドームやホークスファンならではの面白いネタが、いろいろ見えてきます。観戦経験者なら思わず「あ~あるある!!」と声をあげてしまうようなネタや、ちょっとしたトリビアなどをご紹介します。
■多彩な球場グルメ 野球観戦の楽しみのひとつである球場グルメ。ヤフオクドームには球場近くにコンビニがあり、球場内に入るとコンコースをぐるりと取り囲むようにお弁当屋さんやグルメショップが並んでいます。季節限定メニューもあったりして、充実度はかなり高いなと毎回思います。価格も高めですけどね!(笑) 特にビールのおつまみになる「名物とめ手羽」や選手オリジナルメニューが勢ぞろいの「屋台村」、女性に人気が高い「ピエトロパスタ ミオミオ」にはいつも行列ができていますよね。 そして忘れてはいけないのがお弁当。コンコースの飲食店とは逆側(外周側)にあるのであまり目立ちませんが、30種以上のお弁当が並んでいます。「千賀弁当」「マッチ和牛焼きすき弁当」などの選手プロデュース弁当が売れ筋です。柳田選手の『焼き魚好きっス』弁当にはオタフクソースやもみじ饅頭が付くなど、選手の出身地を意識したメニューになっているのもファンにはたまらないですよね。
■外せない定番の「かしわ飯」 そんな豪華な選手プロデュース弁当の中にあって、ほぼ毎回売り切れになる定番の人気弁当があります。それが「折尾のかしわ飯」弁当。 折尾のかしわ飯といえば福岡県民にとってはまさにふるさとの味。JR折尾駅で売られている東筑軒の駅弁が絶品ですよね。鶏肉、錦糸卵、刻み海苔で3色に彩られたかしわ飯弁当は売り切れ必至。当然ここヤフオクドームでも人気弁当となっており、幕の内弁当や松花堂弁当などを差し置いてかなりの確率で売り切れています。
■買いたくてもなかなか買えない この「折尾のかしわ飯」弁当、ドーム内のあちこちにあるお弁当売り場で売っているのですが、人気の高さなのか価格の安さなのか理由は分かりませんが試合開始前には売り切れになっていることが多いんです。買おうと思ってもなかなか買えないんですよね。 かしわ飯弁当に貼られた「売り切れ」の札を見るたびに「くそー!もっと早く来るんだった…」と後悔する人も多いのではないでしょうか!?