自分で家具を作ったり家の中を改修したりするD.I.Y.(Do it yourself)が注目されています。消費者の関心が「モノ」から「コト」へ移る中、ホームセンターでは、ワークショップを開いたり、店内に自由に使える工作スペースを設けたりして、D.I.Y.初心者の来店を図る動きも。インスタグラムなどに自分の作品や部屋を投稿する人も増えています。便利なグッズも増え、以前よりも手軽になったD.I.Y.。福岡市内のホームセンターを訪ね、子供用のテーブルと、レーザーカッターを使ったコースター作りを体験しました。
まずはホームセンターに行ってみよう! 今回訪ねたのは、福岡市城南区にあるホームセンター「グッデイ」の長尾店。店内にある工作工房「グッデイ ファブ」ではさまざまな工具が無料で使い放題! 初心者でも話しかけやすいよう、若手の女性スタッフが常駐して、相談にものってくれます。
■テーブル作り(横60cm、縦45cm、高さ30cm) STEP1.木材のカットは、お店の機械にお任せ! 机のサイズを決めたら、木材を選んで、好みの大きさにカットします。グッデイではカット2回まで無料。3回目以降は1回50円です。カットした木材は、角をやすりで削っておくと安心!
STEP2.塗料選びは、洋服を選ぶ感覚で楽しく! 木材をペイントする塗料を選びます。塗るだけで黒板のようにチョークで書いて消せるようになる塗料、鉄やアンティーク家具のような質感に仕上がる塗料・・・。いろいろな商品があります。悩んだ結果、「やわらかい色調で、かわいく仕上がる」という水性塗料「ターナーミルクペイント」に決定。板の側面にマスキングテープを貼って、薄く塗っていきます。
ターナーミルクペイントは臭いが少なく乾きやすいので、室内で作業する人にもオススメです。 STEP3.話題の商品を使えば、 組み立ても簡単! 塗料が乾いたら、板を組み立てます。「PLAY WOOD(プレイウッド)」という接続器具を使えば、釘や接着剤は不要! 厚さ15~19mmの板ならプレイウッドで挟め、六角レンチで締めるだけ。初心者でも簡単にできます。
机は簡単に組み立て・解体ができるため、来客時だけ組み立てて使うのもオススメ。裏側に違う色を塗っておけば、気分によって雰囲気を変えられます。 材料のおさらい(グッデイ長尾店、9月時点、税込み価格) ・木材(約1820mm×18mm×450mm)3,650円 ・PLAYWOOD 90(1個864円を4個)3,456円 ・ターナーミルクペイント(フロリダピング、200ml)858円 ※はけやマスキングテープなどの消耗品は用意してください。
■コースター作り
工具もデジタルの時代へ。レーザーカッターを使ってみよう! レーザーカッターで、ファンファン福岡のキャラクター「万屋ピーチョ」のコースター作りに挑戦! 用意するのはモノクロのデータ(白い紙に黒いペンで描いたものでもOK!)。そして、お店で買ったコルク板。あとは、スタッフがデータを読み込み、機械をセット。レーザーで絵を描いていきます。
材料のおさらい(グッデイ長尾店、9月時点、税込み価格) ・コルクペット(4枚入り)430円 ・レーザー加工代(コルクコースター、データ持ち込み、1枚目の場合)1,188円 ※レーザーカッターを自分で使う場合は機材講習(有料・要予約)が必要。以後30分540円で利用可。
木材やアクリル板なども、彫刻やカットが できます。アイデア次第で、無限の楽しみ方ができるD.I.Y.。まずは一度、試してみては? グッデイのワークショップの情報は、スマホアプリ「ワークショップナビ」をチェックしてみてください。 グッデイ長尾店 住所:福岡市城南区長尾2-8-11 電話:092-531-0833 営業:9:00~20:00 工作工房「グッデイ ファブ」 ※スタッフの常駐時間は10:00~17:00 ※ワークショップ開催中は工具の貸し出し不可