グループの中でお金を出し合い、お世話になった方に感謝の気持ちを込めたプレゼント。 よくある光景だと思うのですが、プレゼントの金額をどうするかは、なかなか悩みどころですよね。 一人一人の負担金が、主婦の感覚からするとそこそこの金額だったことから、なんとなくもやっとしてしまった体験談をご紹介します。
長男がまだ赤ちゃんだった頃、私は産院で知り合ったママ友から紹介された子育てサークルに入っていました。そのサークルでは、助産師をしていたというサークルのリーダーの豊かな人脈を生かし、定期的に医療の専門家や、保育士経験者が「講師」として参加してくれ、専門的な話をしてくれたり、悩みの相談に乗ってくれたりしていました。 30代後半ではじめての出産で、しかも身近に育児の悩みを聞いてくれるような相手もいなかった私にとって、このサークルは心強い存在。不定期での開催ながら、せっせと集まりに通いました。 でも、サークルに参加し始めておよそ1年経った頃。サークルのリーダーのママが、ご主人の転勤に伴って引っ越すことになりました。後を継いでサークルを引っ張っていこうというメンバーもおらず、そのままサークルは終了することに。 最終日の集まりには、それまでお世話になった講師の方々も参加してくれるとのことで、メンバーから講師へ感謝の気持ちを込めて贈り物をすることにしました。さて、どんな贈り物にしようか…講師4人に対して、メンバーは8名。メンバーからは、花束やお菓子など、様々な意見が出ましたが、なかなかまとまりません。結局、プレゼント選びはリーダーに一任することにしました。 サークルのリーダーからは「プレゼント代は、一人3,000円でいいよねー?」と言われ、みんなコクリ。私も講師一人に対して3,000円のプレゼントなら、ちょっと高めだけど、まあ妥当かなー、とその時は思っていたのですが…。
「じゃあ3,000円お願いしまーす!」 え?3,000円? 3,000円×講師4人分をメンバー8人で割って…、と頭の中で計算して、1,500円を渡そうとしていた私は思わず手が止まってしまいました。メンバー一人ずつが3,000円負担するってこと? ちょっと高くない?! でも、他のメンバーも千円札を3枚手渡しています。もう後には引けない感じになってしまったので、その場で3,000円支払いました。 結局、講師には一人当たり6,000円分の贈り物。 確かに、講師の方々にはお世話になったけど…。一応、参加費の中から毎回心ばかりの謝礼は渡していたはず。 主婦の金銭感覚からするとちょっと高額かな…と感じるのですが、私だけ?! サークル最終日だったということもあり、他のメンバーがどう感じていたか聞く機会もありませんでした。 ちなみに、講師へのプレゼント内容は商品券5,000円分と焼き菓子のセット。もちろん、講師の方々にはとても喜んでいただけました。 講師の方々には、はじめての育児の不安を解消してもらったんだから、まあこれで良かったかも…と思いつつ、なんとなくモヤモヤしたものを感じてしまう私なのでした。 (ファンファン福岡一般ライター)
セレブ幼稚園で驚愕! 遠足タクシーに、運動会ケータリングは常識!?
公園の外に出たら貧富の差が明確に?! 金銭感覚が合わないママ友