2/1販売開始!一風堂にて「植物性由来」ラーメン【プラントベース赤丸】を食す!

ランチ時、ふとラーメンを食べたくなり西通り・大名エリアを一人で散策。一風堂さんの前を通りすがると、本日2月1日発売スタートの【プラントベース赤丸】のポスターがずらり。植物性由来という新感覚のラーメンとはいかなるものか?実食してみました!

目次

一風堂・西通り店で、2月1日から新商品「プラントベース赤丸」販売スタート!

ランチ時、無性にラーメンが食べたくなり、天神近隣を散策。今日は、気分的に豚骨かなぁ・・・と考えながら歩いていたところ、西通り・一風堂さんの前に到着。久しぶりにお邪魔してみました。

出典:ヤマナカリョウ

店内に入ろうとすると、入り口にはTVカメラの姿。なにかの取材のようです。

出典:ヤマナカリョウ

店の前を再度見てみると、2.1期間限定販売「プラントベース赤丸」のポスターが何枚も貼っています。そういえば、数日前の西日本新聞の記事でも掲載されていました。

西日本新聞 1月30日掲載記事より

せっかくなんで食べてみようと店内突入。「取材でTVカメラ入っていますが映り込み大丈夫でしょうか?」とスタッフの方に聞かれたのですが「いや、顔映るのはちょっと・・・」と雰囲気を出してお断りし、カメラの死角となる席に案内してもらいました。

地球環境を考えた未来志向のラーメンとは?

こちらが、件の「プラントベース赤丸」のメニューです。

出典:ヤマナカリョウ

植物性由来のラーメンということで「動物性食材を一切使わず」仕上げられているところが最大のポイントです。 こちらのラーメンの開発のきっかけも、訪日観光客(後は海外の店舗もだと思いますが)からの「豚骨を使ってないラーメンってないの?」という問合せの多さだったそうです。確かに、世界的な潮流として「ビヨンドミート」などの代替肉の需要が高まっていると聞きます。 その背景は「健康志向の高まり」であり、もうひとつは「環境に配慮した持続可能な食文化」。特に後者は「畜産・肉食文化が地球温暖化をはじめ環境負荷の大きな要因となっている」ことから、特に欧米ではベジタリアンやヴィーガンも増えているようです。 しかし頭では理解しつつも「意識低い系」の私はついつい思ってしまうのです。 ラーメンですよ・・・パンチ効いたの食べたいじゃないですか・・・あんまりストイックに食べるのもな・・・。 そんな邪な思いも胸に、しかし非常に興味はあるので「プラントベース赤丸」オーダーしました!

さぁ実食!こちらが「プラントベース赤丸」だ!

オーダーしてまもなく出てきました! こちらが「プラントベース赤丸」(税込1,100円)。

出典:ヤマナカリョウ

見た目・・・めっちゃ美味そうです。繰り返します。めっちゃ美味そう! スープ、超クリーミーな感じですね。

出典:ヤマナカリョウ

スープは「コク深豆乳」が使用されているそうです。繰り返しますが、植物性由来なので豚骨は全くつかってありません。 しかし、なに、この再現度!!! 豆乳が非常にクリーミーで、かつ昆布だしやボルチーニ茸の隠し味が効いているのでしょうか、いわゆる「カプチーノ系」とんこつスープにも似た非常に奥深いコクが感じられます。 これは病みつきになる・・・。

出典:ヤマナカリョウ

麺は「卵不使用」で、通常使用されている小麦粉に比べ栄養価の高い「全粒粉」が配合されたもの。 通常のものと並べて食べ比べたら違いはあるのかもしれませんが・・・・はっきりいって特に違和感ありません。おいしい!普通にはしが止まることなく進みます。

出典:ヤマナカリョウ

こちらが「チャーシュー風トッピング」です。 いわゆる代替肉というものでしょうか、インゲン豆ペーストや小麦タンパクをあわせてつくられているそうです。しっかりとしたチャーシューの食感と風味です。

植物性由来など、未来志向の食品普及の決め手は【おいしさ】だと思う。

豚骨風で、植物性由来のラーメンとか無理があるのでは・・・と正直半信半疑で食べ始めましたが、これ、なにも知らないで豚骨の新作です、とか言われて出されても、うまい!うまい!といって食べてたと思います。 長い期間かけて、研究開発された一品ということで、一風堂さんのラーメンの未来を見据える強いまなざしと企業努力がひしひしと伝わってくる一杯でした! 健康志向、環境への配慮という視点で、世界的にも植物性由来の食品が広がってますが、普及のポイントはそれでも「おいしさ」だと感じました。体にも環境にも良くて、かつ美味しければ、食べます! ・・・・と、最後に一言だけ白状しますと・・・

出典:ヤマナカリョウ

オーダーの際、プラントベース赤丸と一緒に、ほぼ条件反射で「半チャーハンセット(320円)」を頼んでいました。チャーシューも、玉子もしっかり食べちゃってました。笑  しかし、大事なのは、それぞれの価値観によりけりですが、ストイックに植物性由来の食品のみを取り続けることではなく、まずは取り入れてみることかな、とも思います。またこういった時代に、食に関する幅広い選択肢があることも大切なのではないでしょうか。 これからも「プラントベース」と共に、通常の豚骨ラーメンも、美味しく楽しんでいきたいなと思いました!

施設名:博多 一風堂 西通り店
住所:福岡県福岡市中央区大名1-12-61 2F
営業時間:[月~木・日・祝] 11:00~翌2:00 [金・土・祝前日] 11:00~翌3:00 日曜営業
定休日:無休(年末年始のみ休み) 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
アクセス:西鉄福岡駅(天神)から342m

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

惑える40代。飲み歩き・食べ歩きをこよなく愛し「酒ダルマ」と呼ばれるも、40代にして守りに入りやや健康志向。基本ミーハー、浅く広くカルチャー全般に興味。

目次