福岡空港国内線旅客ターミナルビル2階のフードコート「the foodtimes(ザ・フードタイムズ)」内の「井手カツ丼」。佐賀県武雄市北方町に本店を構えるちゃんぽん専門店「井手ちゃんぽん」の隠れた人気メニュー、カツ丼など丼メニューを提供しています。福岡県内で「井手ちゃんぽん」のカツ丼を食べることができるのは、ここだけ。空港に用事がなくても、カツ丼好きは、要チェックです。
メニューで目を引くのは「至福のカツ丼」。温玉のせが1,150円、卵のせが1,100円です。「至福のカツ丼」に使われている豚肉は、鹿児島県産黒豚。そのこだわりの素材を、井手ちゃんぽん本店で創業以来70年以上引き継がれてきた、丼だれ(返し)が引き立てます。返しの材料や作り方は秘密で、本店から定期的に届けられているそうです。
熱々の「至福のカツ丼」は、つゆだくで、ゆるゆるの卵でとじられています。甘めの返しと、やわらかく黒こしょうが効いてスパイシーなカツ、艶やかなご飯の組み合わせは絶妙の味わいです。 温玉を崩すと、マイルドさがプラスされ、一つの丼で2度楽しめて得した気分になります。スプーンもあるので、つゆだくでもかき込まなくてよく、女子にはうれしい限りです。 ちょっとリーズナブルな「カツ丼」(980円)は鹿児島県産豚肉が使われています。
とんかつはロース肉約100gを使用。きめ細かなパン粉をまぶしてカラッと揚げられ、中はジューシーで表面はサクサクです。
返しに食べやすい大きさに切ったトンカツ、薄切りのタマネギを入れ、2個分の卵でとじて仕上げます。
溶き卵のふちに軽く火が通るくらいのゆるゆる感が特徴です。
「もう少しあっさりと食べたいときはこれ」と女性に人気があるのは、「親子丼」(780円 卵のせ820円、温玉のせ880円)。国産若鶏のもも肉がたっぷり150gがも使われています。こちらも、秘伝の丼だれで味付け。卵ゆるゆるはカツ丼と同じです。
定番丼はこのほか、「玉子丼」(720円、卵のせ780円、温玉のせ820円)、「牛とじ丼」(850円、卵のせ900円、温玉のせ950円)があります。全てワカメスープと漬物付きです。
フードコート「the foodtimes」内には、福岡県をはじめとする九州のグルメを味わえる店が並んでいます。「ぜいたくな食材を気取らずに味わえるカツ丼は日本人にとってのソウルフード」と、「井手カツ丼」も出店したと店長の福永勇樹さんは話します。
「野菜たっぷりで知られるちゃんぽんの名店で育った絶品カツ丼を召し上がってください。丼類は、プラス50円(器代)で、テークアウトもできますよ」と福永さん。ただし、テークアウトでは、温玉と卵のせはできません。
<満足度スペック> インパクト ★★★★ 提供時間 ★★★★★ 込み具合 ★★★★★
井手カツ丼
住所:福岡市博多区下臼井767-1 電話:092-710-6520 営業:10:00~20:00(緊急事態宣言発出中の営業時間)