インスタグラムで話題の“チョコレートアート”のアーティスト・HARUさんのライブペイントが博多阪急(福岡市博多区)で2月1日に開かれたので、見に行ってきました。見逃した方も大丈夫。6日(水)も開催予定です!
HARUさんは福岡県在住のアーティスト。北九州市小倉北区のチーズフォンデュがおいしいお店「Panache(パナシェ)」で店長をしながらチョコレートアートに取り組んでいます。 幼いころから絵を描くことが好きで、「夢はスタジオジブリに入ること」だったというHARUさん。店で出すデザートのお皿に絵を描きインスタグラムで公開していたら、人気に火が付いたそうです。トヨタ自動車のハロウィーンバージョンのWEB動画を作成したことも。
公式ホームページ 会場に飾られた2つの作品を見てびっくり。マリリン・モンローの作品と、今回の博多阪急のバレンタインのパンフレットの表紙を描いた作品です。細部まで描き込まれ、濃淡も美しく、チョコレートだけでここまで描けるのか…と思いました。
登場したHARUさんはとても気さくで笑顔の素敵な女性でした。「なぜチョコレートで絵を描こうと思ったんですか?」という質問に「茶色がもともと好きなんです。チョコレート特有のやわらかい色が特に好きなんですよ」。なるほどHARUさんのやわらかい雰囲気にぴったりの色だと思います!
アートに使用するチョコレートは、市販のもの。道具もスポイトと綿棒、指しか使いません。
一つの作品を仕上げるのにかかる時間は30~40分ほどで、お皿に下書きなどは一切しません。最初に定規でお皿を横半分に分ける線を引き、「あとは写真を見ながら描きます」と言っていましたが、写真を見ていたのは最初の数分。あとはすいすいとスポイトを動かして描いていきます。描き始めるとほのかにチョコレートの香りが漂い、コーヒーでも飲みながら見たい気分に♪ 開始からものの10分ほどで寺院が見えてきました。スピードが速い! 背景の山を描くときはダイナミックに立ち上がる場面も。 指や綿棒で微妙な濃淡をつけながら細かく描き込んでいきます。上半分が完成したところで思わず感嘆のため息がこぼれました。 「これだけで既に十分すてきな作品では」と思いましたが、HARUさんの筆(スポイト)は止まりません。
すいすいと下半分に描き始めたのはどうやら塔のようです。息をのんで待つこと数分。描き始めから40分ほどで完成した作品には、世界各国の美しい風景が描かれていました!
「テーマは、博多阪急のバレンタインです」とHARUさん。今年の博多阪急のバレンタインのテーマが「運命のチョコレートをめぐる旅へ。」ということで、旅をイメージして描いたとか。
だんだんと姿を現すアートを見ていると、時間があっという間にたってしまいました。 次回6日(水)午後1時からのライブペイントでは、別の絵を描くそうです。今回見た人も、見逃してしまった人も、HARUさんの描くやわらかいチョコレートアートの世界を感じに訪れてみては?
チョコレートアーティストHARUさんによるチョコレートアートライブペイント 日時:2月6日(水) 13:00~ 場所:博多阪急1階ウェルカムホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1) 問い合わせ:博多阪急 電話:092-461-1381