グルメ、ビーチ、世界遺産、ゴルフと魅力いっぱいの国、タイ。首都・バンコクへの直行便が毎日運航していることもあり、福岡にはタイのことが大好きな「タイラバー」が多い気がします。ファンファン福岡でも以前、タイ料理のイベントを実施したところ、多くの読者に反響をいただきました。
この春、タイ国政府観光庁の福岡事務所が「タイラバー講座」をスタートすることになりました。しかも第1回は、3月31日(日)にエルガーラホール(福岡市・天神)で開かれる「ファンファン福岡フェスティバル」内で実施することに! そこでこれを機に、ファンファン福岡のウェブサイトでもタイにまつわる話を時々紹介していきたいなと思います。カラフルなタイの話題をお楽しみください。まずはバンコクの新しい観光スポットについてです。
バンコクで、現在1番高いビルをご存じですか? それは77階建て、地上314mの高層ビル、「キングパワー・マハナコンタワー」です。BTSチョンノンシー駅からすぐの場所にそびえていて、遠くからでもすぐに分かります。
ビル自体は2016年に完成し、ホテル「リッツカールトンレジデンス」やビルを所有しているキングパワーの免税店などが営業しています。そんな中で2018年11月、屋上に展望デッキ「マハナコンスカイウォーク」が完成したのです。
ビルの1階に展望台のチケット売り場がありました。屋内展望台がある74階と75階までの入場料が850バーツ、スカイウォークがある屋上まで行く場合は1,050バーツかかります(3月現在、1バーツ約3.5円)。 当方が訪れた昨年12月はオープン記念価格の765バーツで屋上まで入ることができたのでラッキーでしたが(今年1月から850バーツに)、どちらにしても、タイではなかなか強気の価格といえそうです。
展望台へ向かうエレベーターのエントランスは、デジタルでちょっと近未来的な雰囲気です。エレベーターの速度がめちゃくちゃ早くて、アッという間に(50秒ほどだったかと)、74階に到着です。
74階全体が展望室になっていて、ここからもバンコク市街が見渡せて楽しいのですが、ガラス越しですし、お楽しみは最上階にとっておきましょう。
この階には、記念はがきの自販機があったので購入して、ポストに投函してきました。はがきのデザインの種類が多いので、お土産にもぴったりです。
いよいよ屋上の展望デッキに到着です。地上314m、想像していたよりもむき出しです(笑)。ここまで上空だと、暑さもほとんど感じず、爽快!
平日だったこともあってか、圧倒的に「観光客だろうな」という人の姿が多く、みんな撮影に夢中です。スマホはもちろんのこと、本格的なカメラを持ち込んでいる人もいて、撮る・撮る・撮る! 360度のパノラマでバンコク市街が一望できるので、その気持ち、よく分かります。当方もついつい。
「あそこがトンローかしら。あそこに新しいファッションビルのサイアムアイコンが見えるわね」などと考えながら、じっくりバンコクの街並みを観察します。地図を持ってきていたら、なお楽しかったことでしょう。
なお、順番待ちしてまでみんなが歩きたがっていたのが、ガラスデッキのエリア。これがいわゆる「スカイウォーク」です。ここは地上310mの高さとか。一番のフォトスポットですね!
係の人がいて、ガラスデッキに入る人数をコントロールしていました。カメラの持ち込みが禁止なので、デッキの外にいる人に撮ってもらいます。 それと、みんなの足元分かりますか? クツの上にカバーを着けて入ります(笑)
夜景も美しいです。バンコクにはルーフトップバーが数多くあって、「街を見下ろしながら1杯」というのが定番のお楽しみですが、マハナコーンタワーはどこよりも高いので、全てのビル群を見下ろすことができるという、格別な景観が広がっています。
タイ随一の高さを誇る展望デッキで過ごす格別な時間。バンコクの新しい絶景ポイントとして、おすすめします。 キングパワー・マハナコンタワー 住所:114 Naradhiwat Rajanagarindra Rd, Khwaeng Silom, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500 ※BTSチョンノシー駅から直結 営業:10:00~24:00(受け付け23:00まで)