福岡県を代表する伝統工芸品「博多人形」の人形師が作った「金印マグネット」(税込み500円)が、福岡市博物館ミュージアム(福岡市早良区)などで販売されています。

金印「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」といえば、みなさん教科書などでよくご存じなのではないでしょうか。志賀島(福岡市東区)で発見された国宝で、現在は福岡市博物館が所蔵しています。

博多人形師・高野幸博さんが博多人形と同じ土と技法で1つずつ手作りしている「金印マグネット」は、直径3.5~4cmほどで重さ約20gほど。 もともと「金印」は、印鑑というよりは大切な公文書や手紙を封印するための道具で、文書を入れた箱を紐でしばり、その結び目に付けた四角い粘土に押印する「封泥」という方法に使用されてきました。

マグネットは、その「封泥」からヒントを得たもの。国宝の金印の型をとって製作された「金印レプリカ」(3,996円)を粘土に押して作っているといいます。福岡の新たなお土産物としてオススメです。 金印×博多人形 金印マグネット 価格:税込み500円 販売場所:福岡市博物館ミュージアムショップ(福岡市早良区百道浜3-1-1)、 問い合わせ:福岡市文化芸術振興財団 電話:092-263-6300