夫不在で1人で出産のはずが、まさかのオーディエンスが立ち合い?

 第一子の出産は里帰り出産だったため、遠方への出張が多い夫の立ち合いは諦めていました。1人で頑張って産むぞと意気込んでいましたが、いざ陣痛が始まり、いよいよ分娩(ぶんべん)室でその時を迎えると…妊娠中には想像していなかった、まさかの展開が待っていました。

 現在7カ月の第一子となる娘の育児に奮闘中。出産は里帰り先の総合病院だったのですが、夫は遠方に出張中のため、立ち合い出産は諦めていました。    夜中に陣痛が始まり、そのまま入院。最初は夫に入院したと連絡をしたり、夜食のお菓子を食べたりと余裕がありました。親切な助産師さんや母の心強いサポートを受け、痛みと付き合っていましたが、だんだんと陣痛の間隔が短くなり、ついに破水! いよいよ分娩(ぶんべん)室に入りました。    MAXに達した陣痛に加え、襲ってくる睡魔と絶え間なく格闘し続けること10時間。分娩台で汗だくになり、ヘロヘロの私に、助産師さんが申し訳なさそうな顔をして近づいてきました。    「お産に看護学生を立ち会わせてもいいですか? 病院研修の時間内に立ち会うチャンスはめったになくて…」とまさかの立ち会い交渉開始。    「え? それ今聞く?」とあっけにとられた私。  普段なら恥ずかしくて断りますが、とにかく早く無事に産みたい一心から「何人でも構いません! それより、そろそろいきんでいいですか!?」と勢いで即OK。うら若き看護学生6人が頭上で見守る中、こちらは必死な形相でいきみまくって無事出産できました。

出典:Enrique MeseguerによるPixabayからの画像

 わが子との初対面に浸る中、看護学生たちから「貴重な瞬間に立ち会わせもらいありがとうございました」と感謝されました。    平常心を取り戻し、さっきまでの自分の姿を思い出して少し恥ずかしさ込み上げてきましたが、未来の助産師さんの後学になるならと思えてきて、「ぜひ看護師や助産師さんになって私たちを支えてください」と謎のエールを送りました。    これも母性の芽生えなのかもしれないなと自分を納得させました。ちなみに入院中は学生たちが体温や血圧の検査をしてくれたり、母乳育児へのアドバイスを調べて教えてくれたりしました。    後日、友人たちに話をしたら、大きい病院では学生の研修の受け入れをしているところが多く、学生の立ち会いも意外とあるようです。ある友人は陣痛室で苦しんでいる隣で、夫が学生と世間話を始めて会話が盛り上がってしまい、集中できなかったとか。    別の友人は、お産中に1人の学生が雰囲気にのまれたのか、具合が悪くなって退出してしまったそう。みんな人生の一大勝負で突然起きる出来事にも動じず、わが子を無事出産するのですから、やはり母は強し。    肝心の私の夫はというと、夜中に連絡を途絶えさせたままだったので、わが子が生まれたことを知らないまま。お産終了から1時間近くたってようやく思い出し、フニャフニャと産声をあげる娘の写真を慌てて送ってあげました。 (ファンファン福岡一般ライター)

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