鹿のデザインが印象的なティースタンド「THE ALLEY(ジ アレイ)」が、4月11日についに九州初上陸! 連日大行列の人気店へ早速、行ってきました。
「THE ALLEY」は、台湾のタピオカ専門店。2017年7月、東京に日本初出店しました。鹿がデザインされたおしゃれなパッケージとお茶のおいしさ、手作りタピオカの独特のもっちり感で、たちまち人気に火が付き、東京や大阪でも行列をつくっています。
インスタグラムなどでそのパッケージを目にした人も多いのではないでしょうか? 実は私もその一人。「福岡にはできないのかなあ」と心待ちにしていたので、わくわくしながら訪れました。 パッケージと同じく、店舗内にも鹿のモチーフがあちこちにデザインされ、どこで写真を撮っても“映え”そう。イートインスペースは25席ほどで、ボックス席はゆったりとしていてくつろげそう。今度は友人を誘ってこようっと。
タピオカのメニューだけでも10種類ほどあり、自分では選べなかったので、スタッフさんにオススメを聞くことにしました。「タピオカシリーズ(ディリオカ)」で人気なのは、茶葉のうま味が引き立つ「ロイヤルNo.9 タピオカミルクティー」(Mサイズ税込み540円、Lサイズ648円)。特別にブレンドしたアッサムティーをベースにしたミルクティーに、手作りの「ディリオカ」(店舗特製タピオカ)がたっぷりと入っています。
ほかにも写真映え抜群という「盆栽(ぼんさい)タピオカミルクティー」(Mサイズ648円、Lサイズ756円)もオススメだそうです。濃厚なアッサムミルクティーにココアチップがトッピングされ、まさに見た目は「盆栽」。むむ…こちらも気になりますが、初めのはベーシックな1杯を試すことにしましょう。
一口飲むと、アッサムティーの香りがふんわりと口の中に広がります。どことなくフルーティーで、爽やかな味。まろやかなミルクがより一層茶葉の香りを引き立てています。手ごねのタピオカはモチモチ! 甘味もほどよく、「厳選したきび糖を煮込んで作りました」というシロップは優しい甘味です。 注文時に驚いたのが、Mサイズはなんと温度も選べるという点です。冷たい「Cold(コールド)」と65℃の「Mild Hot(マイルド ホット)」、そして85℃の「Hot(ホット)」から選べます。マイルドホットまではストローで飲めます。やけど注意のホットは、スプーンでタピオカをすくって飲んでくださいね。 せっかくなのでもう一品、インスタで見かけて気になっていた「オーロラドリンク」も試してみることに。こちらのドリンクはタピオカが入っていませんが、その見た目に人気が集中しているそうです。 「オーロラ」と「日の出」の2種類(各702円)があり、それぞれタイが原産の「バタフライピー」というマメ科の植物で作られたハーブティーがベースです。バタフライピードリンクの特徴はその色です。花の色をそのまま映し出したかのような鮮やかなコバルトブルーが印象的。
味にクセがなく、ポリフェノールの一種「アントシアニン」が多く含まれていることから、美容や健康に気を遣う人たちにも人気があるとか。 このお茶の面白さは、色の変化が楽しめるところにあります。酸味成分と触れ合うと、紫色に変化していくのです。昔授業で扱ったリトマス試験紙を思い出しました。 ブドウやリンゴを入れ爽やかな口当たりにしたものが「オーロラ」。下の方は鮮やかな赤紫で、上の方はコバルトブルーです。名前の通りオーロラを思わせるグラデーションの美しさにしばし見とれました。 「飲むときは振って混ぜてから飲んでください」と言われ、惜しい気持ちになりつつ混ぜて飲むと、リンゴの味がふわっと鼻に抜けていきます。これからどんどん暑くなってくる季節。口当たりの清涼感が夏にはオススメですよ! 「日の出」の方は、濃厚なマンゴーのドリンクと混ぜてあり、南国気分になれそう♪
フードも充実しています。「ティーリーフサラダ」は茶葉をふんだんに使用した新しい感覚のサラダ。「鉄観音リーフと赤い野菜のサラダ」(778円)はレッドキャベツやビーツ、トマトやインゲンマメなど赤い野菜を中心に作られたサラダに鉄観音の茶葉をトッピング。イートインのみの提供なので、ランチなどで利用するとよさそうです。 ほかにも気になるフードやドリンクが盛りだくさん。しばらく行列がなくなることはなさそうですが、何度でも並びたいと思うお店でした! THE ALLEY 天神店 住所:福岡市中央区天神2-4-5 営業:10:00~22:30 電話:092-408-6100 不定休
※情報は2019.4.18時点のものです