「健康(ヘルシー)とおいしさ」をテーマに掲げるパンメーカー「フランソア」(福岡県新宮町)は、2017年に欧風パンシリーズ「スローブレッド」が発売10周年を迎えたのを記念して、アニメーター佐藤好春さんが作画を手掛けたオリジナルアニメCM10年分を一挙に全編公開しています。
スローブレッドのアニメCMは、シリーズが生まれて以来10年以上にわたり、日本を代表するアニメーターの一人、佐藤好春さんがキャラクターデザインや作画を手掛けてきました。九州、広島・山口地区(沖縄を除く)限定で放映されているにもかかわらず、全国にファンがいることでも知られています。 内容は、ヨーロッパの小さなパン屋さんで、恋をしたりパン職人の夢を追い求めながら成長していく少女の物語。フランスのプロバンス地方を取材して描かれた優しい風景や町並みと、まるで小麦の香りが漂ってくるようなおいしそうなパンが描かれているのが印象的です。
フランソアでは、これまでファンから寄せられていた「物語の全容を知りたい」「本にしてほしい」といった要望に応え、今回、放映してきたストーリーを全編再構成。「カシスとアルルの物語」として、フランソア「スローブレッド」WebサイトでCMとストーリー全編を一挙に公開しています。 15秒や30秒で制作された10年分のCMをつなげて見ることで、まるで映画のような世界観やストーリーとともに、パン作りへのこだわりと情熱が浮かび上がってきます。
現実世界で10年間の時間が過ぎたのと同じように、CMの中のカシスも16歳から26歳に成長しています。物語の中で紡ぎ出される出会いや恋、旅立ちや別れなどから、フランソアが伝えたかった「パンが奏でる人と人の絆、こだわりのおいしさ」を感じてください。 <あらすじ> フランス南部の田舎町で母のパン屋を手伝うカシスは、母親のようなこだわりのパン職人を目指しています。ある時、旅の途中という金髪の青年アルルがこの町を訪れ、カシスは一目でアルルに憧れの気持ちを抱きます。日々頑張るカシスと、それを優しく見守るアルル。出会い、恋、希望、旅立ち、別れ、そして…。思春期の少女が、夢を追い求めながら大人になっていきます。 <主要スタッフ> 佐藤好春(作画監督、キャラクターデザイン)/1958年横浜市生まれ。「世界名作劇場シリーズ」やスタジオジブリ劇場映画のメインスタッフとして、数々の作品で作画監督、キャラクターデザイナーなどを務める。 主な作品/「となりのトトロ」(作画監督)、「おもひでぽろぽろ」(作画監督)、「ポリアンナ物語」(キャラクターデザイン、作画監督)、「ロミオの青い空」(キャラクターデザイン、作画監督) フランソア「スローブレッド」ウェブサイト ◆ファンファン福岡読者プレゼント!◆ 抽選で5人に佐藤好春さんのサイン入り書籍「佐藤好春と考えるキャラクターとアニメーションの描き方」(ナツメ社)、抽選で3人に佐藤好春さんがファンファン福岡読者のために書き下ろした、「フランソアキャラクターイラスト入りサイン色紙」が当たります。
応募:専用フォームから応募を ※終了しました。 応募締切:5月13日(月) 問い合わせ:ファンファン福岡編集部 Eメール:info@fanfunfukuoka.com