「生クリームが主役」をコンセプトにしたスイーツショップ「生クリーム専門店Milk(ミルク) 福岡天神店」(福岡市中央区)から5月15日に新メニューが発売されました。これまで以上に生クリーム好きをうならせているとうわさの商品をチェックしてきました!
福岡市・天神の天神コア地下2階にある同店。店舗オープン時(2018年12月)に訪れた時もなかなかの人だかりでしたが、今回の新メニュー「生クリームクレープ」(スタンダード税込み500円)も早速、大人気。発売日の昼過ぎには人だかりができていました。
飲食店経営や外食産業関連のコンサルティングを手掛けるオペレーションファクトリー(大阪市西区)が「生クリームの本当のおいしさを伝えたい」と、全国に福岡含め10店舗を展開する「ミルク」。全店舗のスイーツディレクターを務める岩井大輔さんが天神ミルクに来ていたので、話を聞くことができました。 「生クリームクレープ」はサイズが3種類。スタンダードとトール(600円)、そして岩井さんイチオシのグランデ(650円)です。 「トールサイズのクレープは4月下旬に東京・渋谷店でも販売が開始されたのですが、グランデは福岡店が初登場! しかも限定です」と岩井さん。
それではグランデを食べるしかない! と思い注文。出てきたクレープの大きさにびっくりしてしまいました。高さ20cmは超えていそうな大きさで、これでもかというくらい生クリームがのっています。 「中にフルーツやアイスクリームが入っているんですか?」と尋ねると、「いえ、生クリームだけです!」。
かぶりつくと、以前食べた「ミルキークリームのふわとろシフォンケーキ」(税込み600円)の生クリームよりもふわっとした食感のクリームが口いっぱいに広がります。生クリームの上には北海道産の練乳がかかり、やさしい甘さを演出しています。 ミルクで出されるメニューは、全て原材料は同じそうですが、泡立て方でその固さを変えて質感に差をつけているんだとか。クレープに使用しているクリームは、しっかりと泡立てた質感のあるクリームです。 生地には水を使わず、卵や牛乳を使用。しっかりと味がして、もっちりと仕上がっています。巻いてある生地と生地の間にも生クリームがたっぷりと入っていて、生クリームのないところがない! どのくらいの量の生クリームが使用されているのか聞くと、「例え方が難しいんですが…。グランデはスタンダードの2.5倍くらいは使っています」と岩井さん。 すごい量の生クリームですね…。なぜ、この商品を思いついたのでしょうか。 「ミルクは、生クリームが好きなお客さんをどれだけ満足させられるかに力を入れています。シンプルに生クリームを味わってもらうために、私たちが今回選んだのがクレープでした」 生地もどれだけ生クリームに合うかを考え配合に工夫を重ねたそうで、さすが、生クリーム専門店。生クリームについて真剣に向き合っているのが伝わります。
「サイズも最初はトールサイズくらいで考えていました。だって正直、生クリームがこんなに入った商品、好きじゃないと量が多すぎるでしょ? でも生クリーム好きにはグランデのサイズでちょうどいいんですよ!」 岩井さんは商品を考える時に、生クリームが大好きな仕事のパートナーをどれだけ満足させられるかを基準にしているそうです。「トールサイズでは足りない!」というパートナーが満足するまでクリームをのせた結果、グランデが誕生。「生クリーム好きが求める逸品になったと思います」 福岡でスタートした理由は「福岡の人は、全国の中でも舌が肥えている人が多いと思うんです。どこにいっても安くておいしいものが食べられるので。福岡の人がおいしいと言ってくれたら、どこででも人気が出ると思っています」と教えてくれました。 今はまだ、福岡限定のグランデサイズのクレープ、ここ福岡から全国にはやっていくといいですね! 生クリーム専門店 ミルク 福岡天神店 住所:福岡市中央区天神1-11-11 天神コア地下2階 営業:10:00~20:00 電話:092-707-0248 休:天神コアに準ずる
※情報は2019.5.17時点のものです