人気アニメーション「エヴァンゲリオン」がキャナルシティ博多(福岡市博多区)の夜間映像ショー「キャナルアクアパノラマ」第10作目として、オリジナルストーリーで6月1日(土)から上映されています。上映開始を記念して同日からエヴァンゲリオンのグッズを販売する店「EVANGELION STORE HAKATA(エヴァンゲリオン ストア ハカタ)」もオープンしました。ストアは、常設店としては3店目で九州初進出。キャナルシティが「エヴァ」一色になると聞き、ストアの内覧会に行ってきました!
エヴァンゲリオンは、巨大人型兵器に14歳の少年少女が乗りこみ、地球を襲ってくる謎の未確認移動物体「使徒」と戦うストーリー。 テレビアニメーション「新世紀エヴァンゲリオン」が1995年にスタートし、2007年からは数年おきに映画「エヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズが公開されています。全4部作が予定され、12年に公開された第3作「エヴァンゲリヲン 新劇場版:Q」は興行収入53億円に到達。第4作の公開がファンの間でも待たれていましたが、ついに20年に「シン・エヴァンゲリオン新劇場版」が公開予定と発表され、シリーズ最終作への期待も高まっています。
ストアがあるキャナルシティビジネスセンタービル地下1階に到着すると、館内はエヴァ一色。キャラクターのパネルや、初号機(主人公が乗り込む巨大人型兵器)の巨大頭部の模型が飾られています。 エヴァンゲリオンは国内外で人気を広げている作品なので、海外からの来場者が写真を撮る姿も見られました。
エヴァンゲリオンのオフィシャルグッズストアは、東京・池袋の「EVANGELION STORE TOKYO-01」、作品の舞台にもなった神奈川県箱根町の箱根湯本にある「えゔぁ屋」にもあります。ハカタ店は約220㎡で、広々とした店内に1,500種類以上のグッズがそろっていて、博多限定の商品も20種類ほどあるといいます。
「ここでそろわないエヴァのグッズはない、という状態にしたいと思っています」と案内してくれたのは、ハカタ店を運営しているムービック(東京)の佐々木和子さん。クリアファイル、メモ帳などの文房具、Tシャツやパーカーなどの衣類、フィギュアやDVDなどの定番商品に加え、ソファやダイニングテーブル、工具、浮き輪、なんと自転車まであります。
キャラクターの乗り込む巨大人型兵器のカラーに着想を得た商品の数々に、思わず「エヴァ世代」ど真ん中の私としては興奮してしまいます。
人気イラストレーターのせきやゆりえさんとコラボしたアイテムもあります。せきやさんは「ももいろクローバーZ」や「バンドじゃないもん!」など数多くの歌手のCDジャケットなども手掛けています。せきやさんのイラストはキラキラした大きな瞳が印象的。ポップでかわいいのにどことなく毒も感じてしまうデザインは、エヴァの世界観にも合っています。
ハカタ店限定の商品はお土産におすすめ。ゆるくかわいらしい使徒「ゆるしと」がめんたいこの姿になったイラストを描いたクリアファイル(税込み378円)、「フレークシール/ゆるしと(めんたいこ)」(432円)、アクアパノラマの舞台である仮想都市「シン福岡市」の「巾着つきお茶缶/シンフクオカ市(お茶パック3個入り)」(1,382円)などバラエティーに富んでいます。
一番福岡“らしい”といえば「エヴァンゲリオン 煎餅」(1,026円)でしょうか。初号機の顔がにわか面の顔になると和みますね。
個人的にとても欲しいと思ったのは「名セリフ缶バッチ(全5種)」(324円)。劇中でキャラクターたちが言う名セリフがなんと博多弁に!
主人公・碇シンジの有名なセリフ「逃げちゃだめだ」は「逃げたらいけん」、アスカ・ラングレーの「あんたバカァ?」は「あんたくさ、バカね?」。博多弁になるとちょっとだけ和んでしまいますね。これは福岡のエヴァ好きとして持っておきたいかも!
現在店内ではアクアパノラマのコンテなども展示されています。 店内は写真撮影も可能なので、展示されているフィギュアなどを見に行くだけでも満足できます。アクアパノラマも必見ですが、ストアも必見。ぜひ足を運んでみてください。 EVANGELION STORE HAKATA 住所:福岡市博多区住吉1-2 営業:10:00~21:00 電話:092-292-4061 不定休(キャナルシティ博多に準じる)
※情報は2019.6.7時点のものです