わずか幅2mのホームがあった! 福岡のローカル線が面白くなる8つのこと

 車でドライブもいいけれど、たまには列車の旅はいかが? 福岡県内には複数の鉄道が走っています。車両や駅舎、鉄道グッズなど、お気に入りの楽しみ方を見つけましょう。

出典:ファンファン福岡
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鉄道広告写真家福島さんにローカル線の見どころを聞く!「福岡のローカル線はアツい!」

福岡市を拠点に活動する鉄道広告写真家 福島啓和さん

 福岡県内の鉄道は、1889年に九州鉄道(当時)の博多―千歳川仮停車場間が開業したのが始まり。今年で130年となり、全国的にみても歴史があります。九州唯一のモノレール(北九州モノレール)や、福岡市東区奈多の砂丘の真ん中を走る路線(JR香椎線)、「日本新三大夜景都市」に認定された北九州市の夜景を眺められるケーブルカー(皿倉山ケーブルカー)などがあり、面白さに富んでいます。

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【見どころ1】幅2mしかないホーム(にしてつ)

 福岡県大刀洗町にある本郷(ほんごう)駅のホームは幅約2m。白線の内側に入ろうとすると、点字ブロックの上に立つしかない狭さです。平日は1日に10回、休日は7回だけ、上下線の電車が並ぶ光景が見られます。 【アクセス】西鉄福岡(天神)駅―天神大牟田線 宮の陣駅(乗り換え)―甘木線 本郷駅/所要時間約70分

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【見どころ2】路面電車204号(にしてつ)

 1952年まで大牟田市内を走っていた路面電車が、3月から大牟田駅の西口広場に展示されています。運転士のように「チンチン」と鐘を鳴らす体験も楽しめます。 【アクセス】西鉄福岡(天神)駅ー天神大牟田線 大牟田駅/所要時間約60分

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 「広場では月に1回程度、マルシェ「旅するヴィンテージ」を開催中です。大牟田市内と大牟田市周辺の人気カフェや雑貨店が出店します!」(マルシェ実行委員 猿渡春香さん)

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【写真ヌケ:204号の目の前に4〜6店舗が並びます】

西日本鉄道 にしてつ

 福岡市・天神を起点に、通勤、通学の足として重要な役割を担う鉄道。沿線には太宰府天満宮や二日市温泉、川下りのできる柳川などの観光地が点在しています。

【見どころ3】沿線の高校生がデザインした車両(あまてつ)

 甘木鉄道の8つの車両は、8年に1度の検査に合わせて塗り直されます。2014年には沿線の高校からデザインを募り、2両の装いが新たになりました。イベント時には8車両のうちのどこか1カ所にハートのつり革が登場!

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甘木鉄道 あまてつ

 基山―甘木間(13.7km)を運行。「甘木鉄道を育てる会」や沿線の高校と連携してさまざまなイベントを展開するなど、地域に根ざし愛される鉄道です。 【甘木鉄道への接続】①西鉄福岡(天神)駅―天神大牟田線 西鉄小郡駅で下車。徒歩5分で甘木鉄道小郡駅に到着/所要時間約40分 ②JR博多駅―鹿児島線 基山駅で接続/所要時間約25分

【見どころ4】油須原(ゆすばる)駅駅舎(へいちく)

 赤村にある、九州の鉄道で最古の駅舎。1895年の開業時から現役の木造駅舎で、ドラマ「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」のロケにも使用されています。

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【見どころ5】カラオケ付き貸切列車(へいちく)

 「へいちく浪漫号」は、1両を貸し切ることができます。カラオケ付きで、歓迎会や花見の時期に人気です。希望日や乗車駅を相談してみて。(平成筑豊鉄道 電話:0947-22-1000)

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平成筑豊鉄道 へいちく

 直方市、田川市、行橋市を結ぶ3路線、全長は49.2km。明治時代は、主に北九州方面への石炭の輸送に使用されていました。車窓からはのどかな里山の風景を見ることができ癒やされます。 【平成筑豊鉄道への接続】JR博多駅ー筑豊線 直方駅で接続/所要時間60分

【見どころ6】カッパが寝そべる駅舎(JR九州)

 カッパ伝説が残る久留米市田主丸町の田主丸駅では、カッパの駅舎とスイーツが出迎えます。

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九州旅客鉄道 JR九州

 JR九州は多くの観光列車を走らせていて、福岡県内では特急「ゆふいんの森」などが走っています。県内には筑肥線や久大線、鹿児島線など10の路線と165の駅があります。 【アクセス】JR博多駅ー鹿児島線 久留米駅(乗り換え)ー久大線 田主丸駅/所要時間約80分

【見どころ7】日本初? 2つの顔を持つ車両(ちくてつ)

 上りと下りで違う電車に見える車両が2018年に登場。下り時の前面と左側面を開業当時の車両の色に、上り時の前面と左側面を1977~2009年に運行していた「黄電」の色に塗装し、平日朝に走行中。

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【写真ヌケ:「黄電」の相性で親しまれる塗装】

【見どころ8】がま口かばんで昔ながらの体験(ちくてつ)

 筑豊電気鉄道は全駅無人駅。交通系ICカードも利用できますが、平日の朝と夕方にはがま口かばんを下げた乗務員が乗車するため、両替や運賃を受け取る昔ながらの体験ができます。

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筑豊電気鉄道 ちくてつ

 1956年に開業し、黒崎駅前(北九州市)ー筑豊直方(直方市)間を運行。かつて北九州市内を走っていた西鉄北九州線の路線に乗り入れる形で運行を開始したため、鉄道でありながら路面電車の車両が走る珍しい路線です。 【筑豊電気鉄道への接続】JR博多駅ー鹿児島線黒崎駅で下車。徒歩約5分で筑豊電気鉄道 黒崎駅前駅に到着/所要時間約40分(特急利用時)

沿線食材を味わえる2つの観光列車

 今年、福岡県内で2つの観光列車が登場しました。沿線の食材を生かした料理を味わいながら、ゆっくりと走る列車に揺られていると、見慣れた景色もどこか新鮮に見えてくるはず。沿線地域を知る新たなきっかけになりそうです。

平成筑豊鉄道「ことこと列車」

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JTB九州MICEサポートセンター 電話:092-751-2102

西日本鉄道「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レール キッチン チクゴ)」

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西鉄お客さまセンター 電話:0570-00-1010

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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