西日本鉄道は13日、再開発のため、2020年3月末で閉館する福岡市・天神のファッションビル「天神コア」について、最終営業日の同月31日は、通常は飲食店を除いて午後8時までの営業時間を、日付が変わる午前0時まで延長すると発表した。
西日本鉄道は13日、再開発のため、2020年3月末で閉館する福岡市・天神のファッションビル「天神コア」について、最終営業日の同月31日は、通常は飲食店を除いて午後8時までの営業時間を、日付が変わる午前0時まで延長すると発表した。
この日の定例会見で、倉富純男社長は「昭和、平成を歩んできたコアは天神の発展の象徴だった。寂しいが、最終日はファンが集う日にしたい」と述べた。 今後、閉館に向けて歴史を振り返るポスター・写真展や、複数回のバーゲンセールなども企画する。閉館後、一部テナントは同じ天神地区にあるソラリアプラザでの受け入れも検討しているという。 天神コアは1976年開業。「ギャルの聖地」とも呼ばれ、ピーク時の売上高は201億円(91年度)。18年度の売上高は84億8,200万円、来館客数は約1,700万人だった。