タイの色とりどりの話題を伝える「カラフルタイランド」。今回は、タイ・バンコクからタイ国政府観光庁のチャッタン・クンチョーン・ナ・アユタヤー副総裁が5月に福岡市を訪れた時のインタビュー(博多区のホテル日航福岡)をお届けします。
ラグジュアリーな体験を割安で ―チャッタン副総裁、昨年はファンファン福岡のタイの食イベント「タイイート」にも顔を出してくださり、ありがとうございました。あの時は、サプライズゲストの登場に会場が大変盛り上がりました! 今回は、どんな目的で福岡に来られたのでしょうか。 この度は、福岡・九州の皆さんに「タイにはラグジュアリーな旅があります」とお伝えしたいと考え、タイのホテルやゴルフ場、料理教室など関連観光施設17社の関係者と一緒に参りました。福岡の旅行業の皆さんにお集まりいただき、先ほど私のメッセージをスピーチしたところです。いま皆さんは、別室でワークショップの最中です。
―ラグジュアリーな旅とは、具体的にはどんな内容ですか。 先ほど申し上げたホテル、ゴルフのほか、スパやクルーズ、自然体験、ミシュランガイドに掲載されたグルメなど、数多くの上質な観光資源があります。最近流行している、自然の中で豪華なサービスを受けられるキャンプ「グランピング」もありますよ。 タイというと「安くてお得な旅先」「バックパッカーが行く国」というイメージをお持ちの方もまだ多いですが、それだけではないことを、特に旅の上級者である日本の方々に、もっと知っていただきたいと考えています。
―確かに、五つ星ホテル、至れり尽くせりのゴルフラウンド、技術が高いスパでのマッサージなど、タイの上質さにハマる人も多いですよね。グランピングもあるのですね! その通りです。しかもそれらの極上のサービスが、日本よりお得に体験できるのが利点。同じ五つ星ホテルでもタイは割安で付加価値が高いといえます。「ちょっとした記念」や「プチぜいたく」を味わうのに、タイへの旅はもってこいではないでしょうか。
―副総裁がおすすめするプランを教えてください。 プール付きのビラ(別荘タイプのホテル)に宿泊してゆっくり過ごす旅は、いかがでしょう。グランピングやワークショップが楽しめる音楽イベントも開催していて、家族で楽しまれているツーリストも多いです。日本の方々は自然に敬意を払い、自然環境を大切にしようとする心をお持ちですよね。そんな皆さんに満足していただける自然を満喫するプランもたくさんあります。
―そういえば野鳥観察や無人島のプランなどが人気と聞いたことがあります。7月からはバンコクへの空の便も増えるので、行きやすくなりますね。 タイ国際航空の増便、ライオンエア、エアアジア就航などで7月中旬から福岡―バンコク便が週14便から21便に増えます。福岡・九州の皆さんとの行き来が、ますます活発になることを願っています。
―副総裁も福岡に何度もお見えですね。 この1年間で3回参りましたよ。辛子めんたいこが大好きで、きょうも「メンタイジュウ」(元祖博多めんたい重)を食べてきたばかりです。来るたびにお店に行ってしまいます(笑)。
―やはりと申してよいのか、辛い料理がお好きなんですね! またぜひ、ファンファン福岡のイベントにもご参加ください。きょうはありがとうございました。 今度はタイでもお会いしましょう(笑)。ラグジュアリーな体験をぜひ楽しんでください。