北九州市で欧風創作料理が楽しめるレストラン「Lien(リアン)」(同市八幡西区)。カウンター席を中心とした落ち着いた雰囲気の店内で、ワインが好きなオーナーシェフの吉田光志さんが腕を振るう、イタリアンとフレンチをベースにしたコース料理が楽しめます。
リアンとは、フランス語で「絆」の意味。「東日本大震災で絆の大切さに改めて気付かされ、料理で人と人の絆が深まるお手伝いをしたいと考えて震災が起こった2011年12月に店をオープンしました」と吉田シェフは話します。 今回紹介するのは、コース料理のデザートから人気に火が付いた「焼生ショコラ」(通販、催事ともに税込み1,512円)。百貨店の催事にも出店し、福岡市内にもファンが多いスイーツです。オンラインショップでは全国から注文が届いているそうです。
「焼生ショコラ」は、チョコレートケーキですが小麦粉を使っておらず、生チョコのような口溶けが特徴です。世界的に知られるアールスト社のチョコレートや吉田シェフが厳選したブランデーを使い、120℃で1時間焼き上げています。「試行錯誤してたどり着いた」という材料の比率、焼き上げ温度で、この口溶けが実現しています。 味は4種類。チョコレートの濃厚な味わいが楽しめるプレーン、八女茶の高級茶葉を使った抹茶味、北九州市の溝上酒造が作る純米酒と酒粕を使った日本酒味、香ばしいほうじ茶味です。
吉田さんが「チョコレートとすごく相性がいいんですよ」とおすすめするのは、抹茶味。冷凍、常温、レンジで少し温めるなど、気分によって違った味わい方ができるそうです。「ワインと一緒に楽しめるスイーツでもあります」とも教えてくれました。 4種類を詰め込んだギフトボックス入りのセットなども用意されています。プレゼントにも喜ばれそうです。
欧風創作料理「Lien」
住所:北九州市八幡西区熊手1-1-28 電話:090-1193-7972 営業:レストラン18:00~24:00 ケーキ販売11:00~24:00 日・月曜定休
※情報は2019.6.20時点のものです