5月に公開された映画「パラレルワールド・ラブストーリー」の大ヒット御礼舞台あいさつが6月24日、T・ジョイ博多(福岡市博多区)で実施されました。主演を務めたKis-My-Ft2(キスマイフットツー)・玉森裕太さんが上映前にスクリーンのステージに登場し、さまざまなトークを展開してくれました。
原作は累計発行部数150万部を超える東野圭吾作の人気ミステリー小説。2つの世界(パラレルワールド)に迷い込んだ青年が、真実の世界を追い求めるストーリーです。 物語の最後まで、真相が分からずまるで自分まで2つの世界に迷いこんだかのようになり、「何度見ても面白い」「真相が分かった上でもう一度最初から見たい」などという感想が続出している話題作です。
玉森さんは、自分の真実の姿を追い求めて少しずつ憔悴(しょうすい)していく難しい役どころ。精神のバランスを崩していく様子を、迫真の演技で見せてくれています。 前日までヤフオクドームでコンサートを行っていたキスマイフットツー。舞台あいさつにはライブで使ううちわやツアーバッグを持ったお客さんが大勢詰め掛けていました。
玉森さんが登場すると一気に会場のボルテージが上がり、大歓声が! 玉森さんは開口一番「みんな、今日はよう来んしゃったね~」と博多弁であいさつ。4都市を巡った舞台あいさつもここ福岡が最後ということもあって、「今日はいろんなことをやってみたいなと思います!」と宣言すると、お客さんも大盛り上がりです。 まずは劇中のセリフを博多弁で言ってみることに。劇中で玉森さん演じる青年・敦賀崇史が、恋人・津野麻由子(吉岡里帆)へ向かって言う「麻由子は誰の恋人なの?」というセリフをチョイスします。玉森さんがお客さんへ「掛け合いがしたいので、僕がセリフを言ったら『玉ちゃーん!』と返してください」と言うとお客さんからは笑い声も。 「みんなは誰の恋人なん?」「玉ちゃん!」という掛け合いにほっこりしたのもつかの間、「みんなのことが好きっちゃん!」という玉森さんの更なる返しに会場中が黄色い悲鳴に包まれました。
同じキスマイフットツーのメンバーで、福岡ローカルの情報番組に出演中の宮田俊哉さんから「福岡はこれをやれば盛り上がるから! ぜひやって」と言われたので、と披露してくれたのは、福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手の決めポーズ「熱男(アツオ)~!」。手の角度まで完璧です。宮田さんが実際にやってみて教えてくれたというポーズ、ぜひこの先も福岡へ来たら披露してほしいですね♪ 続いては事前に映画の公式ツイッターで募集していた質問に答えていくコーナーに。「もしかしたら会場に居る人の質問も出るかも?」とボックスから質問を引いていきます。
映画に絡めた数々の質問が飛び出し、軽快に返す玉森さんに会場は終始笑いが絶えませんでした。途中で電車に関する質問があり「この間久しぶりに乗ったら、切符の買い方から分からなくて、恐怖を感じました。各駅停車なのか、快速なのかも分からず…。結局切符は買ったものの、1駅乗ったら怖くなって、降りてタクシーに乗っちゃいました」と玉森さん。 司会進行を務めていた人が「関東は難しいですから…。福岡の電車は分かりやすいですよ!」と言うと、玉森さんは「じゃあ福岡を第二の故郷と言っている宮田さんに教わって、福岡の電車で練習しようかな」とにっこり。いつか西鉄電車を利用している2人を見かけることもあるかも?
あっという間に時間になってしまい、最後はお客さんと記念撮影。“大ヒット御礼”のパネルを持って撮りました。 終始にこにこと穏やかだった玉森さんが、劇中では迫真の演技で謎を呼ぶ映画「パラレルワールド・ラブストーリー」。公開して1カ月、まだ見ていない人はぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。