「うちってさ…」自慢のマイホームに、長女がまさかのセリフ!

 わが家が念願のマイホームを購入したのは、子どもが生まれる前のこと。将来、育っていく家族を想像しながら頑張って買ったマイホームでした。それがまさか、子どもからあんなことを言われるとは…。

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 山を切り開いた新興住宅地に立つわが家。ここに居を構えたのは、旦那30歳、私が27歳の時でした。その頃は共働きで経済的に余裕があり、家賃を払い続けるのがもったいなく感じたので、買うなら一軒家! と頑張りました。同級生の中でも早い方で、みんなに驚かれながらも新しい家で夢いっぱいの生活を始めたのです。  ほどなく長男が産まれ、私が仕事を辞めたのと同じくして不況に突入。ローンの支払いは決して楽ではなかったけれど、4人の子どもたちに恵まれて、なんとか楽しく暮らしています。引っ越してきた頃は田んぼばかりだったわが家の周りも、新しい家が次々に建てられて、今や大きな新興住宅地になりました。近所に子どもたちも増え、互いの家を行き来しながら遊んでいます。  そんなある日、「あ~。やっぱり一軒家で良かったなぁ」と思っていた私をよそに、長女が衝撃発言をしたのです!

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 「うちって結構ボロいよね。友達のうちはみんな新しくてきれいなのにさ。いいなぁ」    なに~! うそでしょ~!!    確かに築15年を迎えたわが家は、あちこち傷みが気になりだした頃。外壁もくすんできてそろそろ塗り替えなきゃいけないし、天窓からの雨漏りも修理したばかり。床を踏むとキィーと音が鳴るところもあるし、お風呂のドアの閉まりも悪くなってきました。    でもね、でもね。頑張って手に入れたマイホームなのよ~。当たり前だけど、買ったときは新しかったのよ!    新築の匂いがするわが家にいたのは長男だけ。ただ赤ちゃんの頃だから記憶にあるはずもなく…。長女が生まれたのはそれから4年後で、物心ついた頃にはわが家は築8年。長いローン人生の中で、私たち親にとってはまだまだ新しいわが家も、子どもたちにはボロ家だったなんて。    だけど、壁紙を破ったのも、畳に落書きしたのも、カーテンを引き裂いたのも、いすにべたべたシールを貼ったのも、全部あなたたちじゃないの! 家の中が片付かないのも、全部あなたたちが散らかすからじゃないの! 私だって、頑張って手に入れたわが家、大事にきれいに使いたかったわよ~。    やっとローンを半分払い終えたと喜んでいたのに、あぁショック。思わずリフォームを考えてしまいます。  「あなたたちが独立するときには、きれいに原状回復してから出て行ってよね」。そう子どもに言い放った私なのでした。 (ファンファン福岡一般ライター)

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