7月で開業30周年を迎えたホテル日航福岡(福岡市博多区)のカフェレストラン「セリーナ」で、9月30日(月)まで「ディナーブッフェ 2019夏」が開かれています。セリーナは、ホテルの開業と同時にオープン。今回のビュッフェでは30周年を記念した「復刻メニュー」などが提供されています。早速食べてきました。
今回のビュッフェでは、前菜からデザートまで約40品が食べ放題。肉料理が充実していて、さまざまな料理に同ホテルが運営する糸島市の農園「糸島ファーム」の野菜が使われています。
「復刻メニュー」のうち、グリルコーナーで提供されているのが「和牛と糸島豚のハンバーグ」。鉄板で一つ一つ丁寧に下焼きし、最後はオーブンで焼き上げます。牛肉と豚肉の割合や、使用する調味料の分量などに細かくこだわっているといい、米倉和成料理長は「歴代シェフのレシピのいいとこ取りをしました」と太鼓判。確かに、しっかりとした肉の弾力があり、うま味がギュッと詰まっています。ハンバーグそのものの味を存分に感じられるよう、あっさりとした和風のソースを合わせるのをおすすめします。
暑い日におすすめの復刻メニューは、「小エビと西瓜(スイカ)のマリネ ガスパチョソース」。ガラスの器に小エビとブロック状にカットされたスイカが品良く盛られ、冷製スープとして知られる「ガスパチョ」のソースがかかっています。ガスパチョというと、トマトジュースのようにとろりと濃厚なイメージがありましたが、このガスパチョはさらっとしてすっきりした味わいです。一般的なガスパチョ同様、トマトやキュウリにバルサミコ酢や白ワインを加えて作っているそうですが、スイカを加えることでさらっとすっきりした感じに仕上がっているのだとか。トマトジュースの風味や食感が苦手という人もおいしく食べられそうです。
「セリーナビーフカレー」も復刻メニューの一つ。りんごジュースを煮詰めてフルーティーな味わいに仕上げているといい、子どもにも好まれそうです。
このほか、「牛さがりのステーキ」やセリーナでおなじみの「和牛ローストビーフ」など、食べ応え抜群の料理がずらりと並んでいます。こうしたぜいたくな料理をたっぷり味わえるのがビュッフェの魅力ですね。 箸休めには、色とりどりの野菜を。
そして食後は冷たいデザートを。私の一押しは「いちじくのゼリー」。優しい甘さのとろっとしたゼリーとイチジクの食感が楽しい一品です。
セリーナの歴史と、夏らしさを感じられる今回のビュッフェ。気になる人はぜひ足を運んでみてください。 ディナーブッフェ 2019夏 期間:8月1日(木)~9月30日(月) 時間:17:00~21:00(2時間食べ放題・ソフトドリンク飲み放題) 場所:ホテル日航福岡2階 カフェレストラン「セリーナ」(福岡市博多区博多駅前2-18-15) 料金:1人税別4,800円、65歳以上3,800円(証明書の提示が必要)、小学生2,300円、幼児1,200円、3歳以下は無料 問い合わせ:カフェレストラン「セリーナ」 電話:092-482-1161
※情報は2019.8.6時点のものです