スムージーの意外な落とし穴【Dr.りわのエン女医!マイライフ】

 梅雨が明け夏本番。紫外線を強く浴びてしまうと、しみやしわ、たるみの原因に。そんな肌のダメージの予防や回復のために、スムージーを毎日飲んでいる女性も多いのでは? ビタミンや食物繊維、酵素を丸ごと取れると人気のスムージーですが、作り方や飲み方にはちょっとした注意が必要ですよ。

出典:ファンファン福岡

糖質

 果物を多く使うと、糖質過多になりがち。スムージーは消化が早いので、血糖値が急上昇・急下降し、肥満やイライラの原因になります。果物はアボカド、グアバ、ラズベリー、レモンなど糖質の少ないものを。野菜:果物=2:1を目安にしましょう。

タンパク質

 ダイエットのために食事をスムージーに換えると、タンパク質が不足します。これは筋肉が痩せ、代謝が落ちるので、痩せるためには逆効果。タンパク質は血糖値の急上昇や急降下を抑える働きもあります。牛乳の他、豆乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、プロテインパウダー、豆腐などを混ぜるようにしましょう。

温度

 健康のためには、常温で飲むのがおすすめです。スムージーは飲み物ではなく流動食。唾液が分泌され、ゆっくりと胃腸で栄養素が消化吸収されるように、かむようにゆっくりと飲んでくださいね。

Enjoy! Healthy Smoothie Life!

出典:https://www.photo-ac.com/

武田りわ

福岡市城南区梅林にある「タケダビューティークリニック」院長。 お酒と旅と家族をこよなく愛する皮膚科医・美容皮膚科医。 美容医療と漢方、オーソモレキュラー医学(栄養療法)を取り入れた統合治療に注力。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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