人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」の新作「スカイウォーカーの夜明け」。12月の公開に先駆けて、映画に登場する「ジェダイの騎士」になりきるイベント「ジェダイ・アカデミー」が8月21日、福岡市科学館(福岡市中央区)で開催されました。
1978年に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が日本で公開されて41年。ついに壮大なシリーズの完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が12月20日(金)から公開されます。
「ジェダイ・アカデミー」とは、作品中にも出てくる、銀河系の自由と正義の守護者「ジェダイの騎士」を育成する訓練学校。ジェダイの騎士は、銀河を支配するエネルギー「フォース」と光刃を形成する剣「ライトセーバー」を用いて戦います。
同映画を製作した米国のディズニーランドでは、ショー形式のアトラクションとして、「ジェダイ・アカデミー」が実施されています。 福岡市科学館で実施された「ジェダイ・アカデミー」でも、“勇者の中の勇者”「ジェダイ・マスター」からライトセーバーの扱い方を習い、騎士としての精神も学びました。福岡会場には5~12歳のジェダイに憧れる若き騎士の“候補生”が、4回で計80人集まりました。
師範役のジェダイ・マスターに従い、練習用ライトセーバーを手に持った子どもたち。「自分の身に危険が起こった時にしか、ライトセーバーを振るってはいけない」と教わり、真剣な表情です。
スイッチのつけ方、防御の仕方、そして剣の扱い方を習い、ジェダイ・マスターから「これで立派なジェダイの騎士になれるだろう」と言われた時でした。場内が薄暗くなり、どことなく不穏な空気に!
「フォースの乱れを感じる」とジェダイ・マスターが辺りを見回すと、現れたのは部下のストームトルーパーを従えた暗黒卿ダース・ベイダー。
突然現れた強大な敵に、子どもたちも思わずおびえた顔になりますが、ジェダイ・マスターに励まされ、2人1組でベイダー卿に挑みます。攻撃をはね返され悔しそうな顔をする子どもたち。なかなかいい攻撃を重ねたのですが、さすがベイダー卿、圧倒的な存在感で立ちはだかっていました。
会場にいる全員の力を合わせてなんとかベイダー卿を退けると、ジェダイ・マスターから立派に戦った子どもたちをたたえ、「認定証」が手渡されていました。
認定証を手に笑顔の子どもたち。ライトセーバーはジェダイ・マスターに“返却”してしまったけれど、ジェダイの精神はそのままに、立派な騎士の顔つきで会場を後にしていました。 「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」 12月20日(金)全国公開 ©2019 Lucasfilm Ltd. All Right Reserved.