筑紫女学園中学・高校のそばに店を構える「ら・麦」(福岡市中央区赤坂)。エントランスに飾られた「ら・麦 石釜」の木彫りの看板が目印ですが、これは「石の釜(窯)で焼くパン」という意味ではなく、福岡市早良区石釜に店を構えていた頃の看板を飾っているそうです(そもそもは西区石丸店で2001年にオープン)。
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石丸店や石釜店時代からのファンも通うという店には、バゲットや食パンといった定番の食事パン、菓子パン、調理パン、さらに店で仕込んだ果物の天然酵母で作ったパンなど毎日約60種類が並んでいます。
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オープン当初、店名を見て「ライ麦のパンはないの?」と客からリクエストされたのをきっかけに作ったという、黒砂糖とシナモン風味のライ麦パン「ら・麦」(税込み240円)や、水曜限定で販売するライ麦30%入りでねっとりした味わいが特徴の「ライ麦パン」(570円)などライ麦入りパンは3種類。
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さらに「よもぎ大納言食パン」「カフェオレ食パン」「マロン食パン」(各320円)など小豆やフルーツ、ナッツなどが入った“マーブル食パン”が人気。これらは日替わりで3種類焼かれています。
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店主・秋田兼一さんのおすすめは、ベーグル(170円~)。いくつもあるレシピの中から毎日4、5種類が並びます。もっちりとした生地は、チョコやキャラメル、ドライフルーツなどとの食感の相性も抜群。中でも秋の新商品「黒豆きなこ」(215円)は、京都・丹波地方の黒豆と国産大豆で作ったきなこの香ばしさが際立つ、こだわりの味です。「パンなのに和菓子を食べているようなずっしりとした満足感があり、豊かな風味で幅広い年齢層に人気です」と秋田さんは話します。
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また、秋限定「秋の実りのパン」(280円)は、ソフトフランスの生地にかぼちゃの餡(あん)を練り込み、りんごや栗、ナッツ類など具だくさんでこれからの季節に人気だそうです。
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「店頭に種類が多くそろうのは午前11時~正午頃。午後になると種類が減ってしまいますのでお早めに」と秋田さん。この赤坂の工房で作られたパンは、室見店や姪浜駅内でも販売されています。
パン工房 ら・麦
住所:福岡市中央区赤坂3-10-49 赤坂山愛マンション1階 電話:092-741-0178 営業:8:00~18:00 日曜、祝日休
※情報は2019.9.5時点のものです