城南線と浄水通りに挟まれた薬院伊福町の一角に8月にオープンした食パン専門店「マダムブレッドマーケット」。店内は木目にモノトーンのインテリアの配色でナチュラルモダンといった印象。朝8時のオープン前からいい香りが漂い、周辺に住む人々が散歩ついでにパンを求めにやって来ます。
「福岡マダムに愛され、毎日食べてもらえるような気軽なパンの店を目指した店名。実際お越しになる方の多くが、周辺にお住まいの、マダムとお呼びしたい女性の方々です」とスタッフの井手かりんさんは話します。
店の一番の顔は「朝食用生食パン」(税込み399円)。カナダ産の高級小麦粉を使用し、日本人が好むもっちり感と軽さが両立するように作られています。 手に持つとずっしり、割るとふわり、ちぎると生地のキメの細かさと伸びの良さが感じられます。
「お客さまからは、よく味が濃いと言われます。はちみつとバターの保水効果のおかげでしっとりしているのも特徴です」と井手さん。味の濃厚さに加え、耳部分が薄いので、まるで焼き菓子のようにも感じます。 そのまま食するのはもちろん、「生地に焼き目がつかないくらい軽くトーストするのもおすすめです」と井手さん。
これと同サイズで長崎県五島列島の水を使った最もプレーンな食パン「五島の食パン」(385円)、ニンジンのペーストを練り込んだ鮮やかなオレンジ色の「にんじん食パン」(407円)と常時3種類が並びます。
一方、丸形食パンは4種類。少し甘めの「プレーン」(630円)、クッキー生地を乗せた「メープル」(715円)、一番人気の「チーズ」(同)、クッキー生地を乗せさらにチョコチップを散らした「チョコ」(同)です。
パンは午前中に売り切れることが多く、事前予約をするのがおすすめだそうです。季節の味として「いちご」や「レーズン」も販売される予定なので、情報は店のインスタグラムをチェックしてください。 また、福岡市中央区限定で配達もしているので、午前中に店に行けないという人は試してみては。配達は680円以上の購入が条件です。配達価格と店頭価格は違うのでご注意を。
マダムブレッドマーケット
住所:福岡市中央区薬院伊福町11-1 電話:092-524-8051 営業:8:00~(なくなり次第閉店) 不定休
※情報は2019.10.28時点のものです