毎年、福岡市でこの時期のお楽しみといえば、博多と天神で開かれる「福岡クリスマスマーケット2019」! 天神会場に先駆けて11月12日にスタートしたJR博多駅前広場の「CHIRISTMAS MARKET in 光の街・博多」へ行ってきました!
白や青を基調としたきらびやかなイルミネーションが輝く広場へ足を運ぶと、ふんわりと鼻をくすぐるホットワイン(グリューワイン)の香り。この香りをかぐと「今年もクリスマスがやって来たな~」とワクワクします。
福岡クリスマスマーケットの定番スタイルは、やっぱり数量限定のオリジナルマグカップで楽しむホットワイン(マグカップ付き、税込み1,000円)ですよね。マグカップのデザインが毎年変わるので、コンプリートしたくて「絶対に1杯は飲むぞ」と決めているのですが、今年のデザインも必見です。
博多会場限定のマグカップは、黄緑色をベースに今年のクリスマスマーケットのテーマ「いつまでもこの街とともに」の花言葉を持つ「アングレカム」の白い花が散りばめられたデザインです。 ちなみに天神会場やエルガーラ・パサージュ広場会場(福岡・天神)は違うデザインなのでこちらも要チェックですよ。 無事にホットワインを手に入れて、ほっこりと温まっていると、ステージイベントが始まりました!
歌手のfumika(ふみか)さんや、オペラ歌手とボーカリストのユニットLACK(ラック)、ソウルミュージックやR&Bを歌うユニットDee&Christina(ディーアンドクリスティーナ)らが冬にぴったりの歌を聞かせてくれます。
歌声に酔いしれているとちょっぴりワインにも酔ってきたので、フードを調達しにステージの周りを取り囲んだヒュッテ(小屋)をのぞいてみます。 フードのヒュッテが15店舗、クリスマスの雑貨やアクセサリーを扱うヒュッテが15店舗とつい目移りしてしまうラインアップです。期間限定や日替わりのブースなどもあるそうですよ。
「やっぱり名物は食べておこう」と思い、「BUTCHER OF THE WORLD(ブッチャー オブ ザ ワールド)」の「ぐるぐるソーセージ」(1,300円)をゲット。約2mの長さをトルネード状に巻いて焼いています。何人かでシェアするのにぴったりですね! しっかりとした肉の味にほんのりハーブが効いていてちょっぴりスパイシー。お酒に合います。 もうひとつ「ちょっとお腹にたまるものが欲しいかな」と見つけたのが「Steamd Nakagami(スチームド ナカガミ)」の「インカのめざめ&コーン ソルト&バター」(800円)。
糖度が6~8度ある、北海道産のジャガイモ「インカのめざめ」をふかして、たっぷりとバターを掛けたメニューです。「イージーバターフォーマー」という専用の器具で、硬いバターを糸状に削ります。削られていく様子を見ているだけで楽しい! ホクホクにふかした甘いジャガイモに溶けたバターが絡み、至福の甘じょっぱさです。
これはつい食べ過ぎてしまう予感…。ホットワインも進んでしまい、もう少し飲みたいなーといった気分に。 仏・ボルドー産のワインやヨーロッパ各国のビールが並ぶヒュッテもあり、ビールの種類はクラフトビールなど瓶ビールだけでも17種類も! さらに生ビールもあり、全部飲むために毎日通おうかと真剣に悩んでしまいますね。仕事終わりの会社員が行列をつくっていましたよ。
リンゴを発酵させてアルコール飲料にしたシードル酒で、イギリス産の「ストロング ボウ ダークフルーツ」(800円)はカシス風味。「味が濃い料理に合いますよ!」とオススメされたので試してみることに。 苦味はほぼなく爽やかな喉ごしで、カシスの甘味が強いので「ビールは苦手」という人も抵抗なく飲めるのではないでしょうか。
今年初登場の「HOT WHISKY BAR(ホット・ウイスキー・バー)」では、紅茶フレーバーのオリジナルウイスキーで作られる「ホットウイスキー」(マグカップ付き、1,000円)がおすすめだそうです。
雑貨やアクセサリーのヒュッテも見逃せません。この時期ここでしか手に入らない物が並びます。クリスマス雑貨やガラス細工をはじめ、福岡パルコで人気のショップ「エドマッチョ」が出張出店し、九州在住の作家たちがクリスマスのために作ったアクセサリーが並んでいます。
ほかにも天然木の食器やポーランド陶器の食器、ドイツ伝統のクレイ(粘土)細工が美しいキャンドルホルダーなど、見ているだけでクリスマス気分が高まります♪
皆さんぜひ足を運んでみて! CHIRISTMAS MARKET in 光の街・博多 日時:~12月25日(水) 平日16:45~23:00 日曜、祝日12:00~23:00 金曜、祝前日16:45~23:30 土曜12:00~23:30 場所:JR博多駅前広場(福岡市博多区博多駅中央街1-1) 料金:入場無料