地下鉄大濠公園駅から徒歩約6分、スペイン北西部・ガリシア地方の郷土料理が楽しめる「ワイン食堂 プルポ」。「プルポ」とは、スペイン語で「タコ」の意味。新鮮なシーフードをふんだんに使った料理がおいしいガリシア地方のイメージと、海が近い港2丁目に店を構えていることから店名が付けられました。
名前の通り、看板メニューはタコを使った料理。低温でじっくりゆでてタコを柔らかく仕上げた「タコのグリルとマッシュポテト」や、魚介のスープが米にしっかり染み込みイカやタコをふんだんに使った「アロスネグロ(イカスミのパエリア)」などは、オーナーシェフの戸畑泰臣さん自慢の一皿です。
戸畑さん厳選のスペイン産ワインがずらりと並んだワインセラーも、この店のシンボルです。 「お客さまが自由にワインセラーへ入り、好きな1本を選んで、自由に開けて飲んでOK!」と戸畑さん。セルフで開けると100円引きになるという、うれしいサービス付きです。
ワインはボトルで2,000円台からそろっていて良心的。グラスワイン(700円~)も用意されていますが、2、3杯飲むなら断然ボトルがおすすめ。飲み残しは持ち帰ることができます。
ワインはあまり詳しくなくて…という人もご安心を。味や特徴を書いたメモがワインボトルに付けてあり、それを読みながらじっくり好みのワインを選ぶことができます。
魚介料理のほか、肉料理も充実しています。その日のおすすめメニューをしっかりチェックしましょう。 そして、今回紹介したいのは、締めに食べてほしいスイーツ。とろっとろのチーズに目が釘付けになってしまう、スベロア式チーズケーキ「タルタ デ ケソ」は外せない一品です。
「スペインの有名レストラン『スベロア』のチーズケーキにインスパイアされて作りました」と戸畑さん。厳選したゴルゴンゾーラとクリームチーズを組み合わせ、焼き上げ温度など、約1年間の試行錯誤の末に完成。特に絶妙な火入れ時間にたどり着くのに苦労したそうです。
皿に盛ってから時間がたつにつれてとろみが増し、チーズの濃厚さが、さらにふくよかに感じられます。チーズケーキのイメージががらりと変わる味わいです。 「スイーツですが、ぜひワインと一緒に味わってください。本当によく合うので」。相性が良いおすすめのワインは、ガリシア産の白ワイン「アトランティック」と教えてくれました。 ぜひ、大人のスイーツ時間を堪能してみてください。
ワイン食堂 プルポ
住所:福岡市中央区港2-8-25 ibb CORE港1階 電話:092-712-3710 営業:18:00~24:00 日曜休
施設名:PULPO (プルポ)
住所:福岡県福岡市中央区港2-8-25
営業時間:18:00~0:00
定休日:日曜日
平均予算:¥3,000~¥3,999
アクセス:大濠公園駅から388m 大濠公園駅から388m