まつげエクステをするときは慎重に考えてから
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保健所では「美容所検査確認済通知書」を交付しています
目の周辺は皮膚が薄く、粘膜と接しているため非常にデリケートです。 まつげエクステをする際は、まぶたの腫れや目の充血といったアレルギー症状、結膜炎や角膜炎などの健康被害に遭わないために、施術前に以下のポイントを確認し、実施するかどうか慎重に考えましょう。□ 保健所に届け出済みのサロン(美容所)ですか? 保健所では、サロンの構造や設備などの衛生状態、美容師の従事状況などを確認し、「美容所検査確認済通知書」を交付しています。
担当者は美容師ですか?
まつげエクステの施術をするには、美容師免許(国家資格)が必要です。民間の協会や団体の資格だけではできません。
検査済みサロンや美容師だと分かる掲示物がありますか?
サロン内には保健所の検査確認番号や美容師の氏名、免許番号などを掲示するよう義務付けられています。
施術前に薬剤などについて十分な説明がありますか?
まつげエクステとの相性は個人差があります。体調や体質などに関するカウンセリングが充実しているサロンを選びましょう。グルー(専用の接着剤)に対するアレルギー反応の有無は、パッチテストで確認できます。
担当者の手洗いや使用器具の消毒はされていますか?
感染症を防ぐためにも衛生管理は重要です。使用器具は客1人ごとに消毒するよう、美容師法で規定されています。
異常を感じたらすぐに眼科へ
近年、まつげエクステのトラブルが増加しています。重症化すると視力が低下するなどの可能性もあります。少しでも異常を感じたらすぐに眼科に相談しましょう。
問い合わせ:福岡市保健福祉局生活衛生部生活衛生課 電話:092-711-4273