【年齢別】お年玉の平均額は? 金額の決め方のポイントもFPが解説

 親戚の子どもたちにいくらお年玉を渡そうか… とお悩みではありませんか。今回はファイナンシャルプランナーの川畑が、年齢別にお年玉の平均額や迷った時に参考にしたい金額の決め方のポイントを解説していきます。子どもにとって一大イベントですが、有効に使ってもらうために大人が気を付けたいことも一緒に紹介していきますよ!

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【年齢別】みんなはいくら渡している? お年玉の平均額をチェック!

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 住信SBIネット銀行が自社に口座を保有する顧客を対象に「お年玉に関する意識調査」(2021年)を実施していますので、そのデータを参考に見ていきます。

 調査の結果では、小学生へのお年玉は5,000円以内に収める人が多いことがわかりました。中学生や高校生になれば5,000円超~1万円以内が多くなっています。(※PR TIMES 住信SBIネット銀行株式会社プレスリリース「~お年玉に関する意識調査 2021~
」 抜粋|参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000037968.html

 中学生以上になると友達とご飯やカラオケに行ったり、一定のお金がかかる遊びをすることが多くなりますよね。お年玉は普段のお小遣いだけでは買えないような、ゲームのハードや最新のソフト、ブランド品などに使われる可能性も高くなります。

 ただし、高校生や大学生になればアルバイトをする人も出てくるでしょうから、そうした事情も考慮して金額を決めることになりそうです。

迷った時のヒント! お年玉の金額はどうやって決めればいい?

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 先ほど調査結果を紹介しましたが、実際には家庭ごとにお年玉に対する考え方も違うでしょう。また、いざ渡すとなれば、いくらにすべきか案外迷ってしまうこともあります。ここでは迷った際の考え方について、ちょっとしたポイントをお伝えします。

子どもが欲しいものを買うには少し足りない金額にする

 お年玉で何を買うか決めている子どもも多いと思います。ただ、他の親戚からもお年玉を受け取ることや一気に使い切ってしまう可能性を考えると、欲しいものを買うにはあと少し足りない! という金額にしておく方がお年玉の使い道をよく考えてくれるかもしれません。

毎月のお小遣いより少し多めにする

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 子どもがお小遣いをもらっている場合、その金額よりも少し多めに渡すことで特別感が出ますよね。お年玉は子どもにとって一大イベントですが、大人の懐事情も無視できません。事前に子どもにお小遣いをいくらもらっているか確認し、その金額は確保しておくと安心です。金額にもよりますが、お小遣いの金額をベースに自分が支出可能な範囲でプラスアルファをしてあげると良いでしょう。

お年玉は使い方も考慮して金額を決めよう

 今回ご紹介した調査結果を参考にお年玉の金額を決めるのが一番迷いは少ないかもしれません。また、困ったときは何に使おうとしているのかを聞いたり、お小遣いの金額を確認したりして決めることも考えられます。

 まとまったお金が手に入る機会なので、子どもの中には衝動的に使ってしまう子もいるかもしれません。せっかくなので、お年玉を渡す際は使い道の計画を立てることや、いくらかは貯金することを提案してみるのも良いでしょう。

 子どもがもらったお年玉を有効活用できるよう、逆算して金額を決めることも大事ですね。

(ファンファン福岡公式ライター/川畑彩花)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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