獣医師が厳しく検査しているので、感染豚の肉が流通することはありません
CSF(豚コレラ)は豚やイノシシ特有の病気です
CSF(豚コレラ)はCSF(豚コレラ)ウイルスによる豚やイノシシ特有の病気です。感染力が強く、豚で高い致死率を示しますが、人に感染することはありません。仮にCSF(豚コレラ)にかかった豚を食べたとしても、人体に影響はありません。 福岡市食肉市場(と畜場)では、福岡市食肉衛生検査所の獣医師が1頭ずつ全ての豚を検査しています。「生体検査」「解体前検査」「解体後検査」の3つの厳しい検査に合格した肉だけが検印を押されて流通しますので、感染豚の肉は流通しません。 CSF(豚コレラ)は、畜産業界への影響が甚大であることから「家畜伝染病」に指定されています。2018年9月に岐阜県の養豚農場で発生が確認されたのは、国内では1992年以来26年ぶりのこと。2019年7月現在7府県に感染が拡大し、防疫措置が強化されています。
アフリカ豚コレラの感染も世界で広がっています
「アフリカ豚コレラ」は、CSF(豚コレラ)とは別の病気ですが、CSF(豚コレラ)と同様に豚とイノシシの病気で、発生すると畜産業界に甚大な影響があります。近年、アフリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中で感染が広がっています。日本では2019年7月現在発生していませんが、発生地域から不法に持ち込まれたハムやソーセージなどの食肉製品からウイルスの遺伝子が見つかっています。 日本へのウイルスの侵入を防ぐため、発生地域からの食肉製品の持ち込みは禁止されています。
問い合わせ:福岡市保健福祉局生活衛生部食品安全推進課 電話:092-711-4277