はかた伝統工芸館では、1月1日(水・祝)~14日(火)まで「全部見せます 博多張子の世界展」を開催します。お正月や節句にぴったりな、昔ながらの伝統工芸品の世界が広がります。お正月の三が日には、福袋販売や博多伝統の雑煮(ぞうに)が味わえたり、スープの無料振る舞いがあったり、新年ならではのお楽しみも盛りだくさんです!
福岡県指定特産民工芸品の「博多張子」は、江戸中期に博多の御用商人が大阪で学んできた技術を伝え、博多の暮らしに根付かせ、人々に愛されてきた玩具です。 だるまや虎をはじめ、博多どんたくの「ぼてかずら」や十日恵比寿の「飾り鯛」など、博多のお祝いやお祭りにかかせないので、どこかで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回の作品展では、現在創作活動を続ける博多張子師の三浦隆さん、河野正明さん、三好由美子さん3人の作品を一挙に紹介。伝統的な作品から創作張子まで約200点が展示されます。これまで見たことがなかったようなデザインの張子も一堂に集結するというので楽しみですね。
また、同館は1月1日~3日(金)の3日間は午前8時から開館。“新年のおもてなし”として温かいコーンクリームスープが1日に200人分、無料で振る舞われるので見逃せません! さらに1階の喫茶では、1日限定20食、アゴ(トビウオ)でだしをとって具材に“アラ“を使った「はかた雑煮」(税込み850円)も提供されます。博多商人の伝統の味わいを楽しめる、またとない機会です。
すぐ近くの櫛田(くしだ)神社など初もうでの帰りに立ち寄って、博多のお正月や伝統工芸を体感するのもいいですね。
「全部見せます 博多張子の世界展」
日時:1月1日(水・祝)~14日(火)10:00~18:00(入館は17:30まで) ※1~3日は午前8:00~、最終日は17:00まで 場所:はかた伝統工芸館(福岡市博多区上川端町6-1) 料金:入館無料 内容: (1)「全部見せます 博多張子の世界展」 (2)博多人形、博多張子、マルティグラスの「干支・ねずみ」の干支もの限定販売 (3) 1月1日~3日(金) 3日間限定イベント ・ふるまい…「コーンクリームスープ」先着200人 ・喫茶「珈也」…「あごだし」で「アラ」が入った具だくさんの「はかた雑煮」(税込み850円) 1日限定20食販売 ・福袋販売…博多伝統工芸品を詰め合わせた縁起のよい福袋を限定販売
はかた伝統工芸館 住所:福岡市博多区上川端町 6-1 電話:092-409-5450