猫からの年賀状とカレンダーはいらんかえ 「サ日記」

 ごぶさたしました。福岡市南区在住、猫のサニです。今月11月もあと十日足らず、いよいよ師走に突入ですニャ。去年の11月にうちの飼い主が捕獲器でチョビを捕まえ、ペットクリニックに連れて行った後、勝手におれの弟子として迎え入れて間もなく一年になる。早いものだが、やつは家には居るものの、人間には慣れずいまだに逃げ回っておる。

 最初は片隅にうずくまって出てこなかったことを考えると、居間で過ごす時間が長くなった分、少しはなじんだのかもしれんが。

 人間には気を許さないが、おれのことは尊敬しているのか、なんでも真似したがる。気持ちよく日なたで眠っていると、いつの間にか近くで寝ておる。

 仲良くおひるねするじいさんと孫のようだと言われる。

 いっちょ前の顔をしているが、未熟者だ。部屋のドアも上手に開けられん。

 おれが外を見張っていると、チョビも見張りたがる。

 外にはこんなデカブツがのうのうと寝そべってやがる。

 この「うし」は、近所では黒い「くま」と並んで最大級のデカさだ。二、三年前初めて見たときはこんな大きくなかったが、その後しばらく見かけず、何か月か前に戻ってきたら、こんな図体になっていた。いったいどこをほっつき歩いていたのか。

 庭の猫の集まりに顔を出す、うし。ここでは大人しくしてるが、きょうの夜はちょっと離れた道路で茶色い子猫を壁際に追い詰める姿が目撃されている。くまとにらみ合ったりもするなど、凶暴な面も持っているから油断できない。

 さて、タイトルでおわかりかと思うが、きょうはプレゼントのお知らせがある。

 まず一つめ。ご希望の方に、おれサニからの年賀状を送ります。

 せっかく、不肖とはいえ弟子のチョビも来たことだし、おれとチョビの写真の入った特製年賀状だ。チョビは逃げ方、走り方がウサギに似ていると言われているから、卯年の来年には合っているかも。

 20枚程度印刷して、ご希望いただいた方から順番に、年賀状を出します。

jun.kanekozuki@gmail.com

↑のアドレスに「郵便番号、ご住所、お名前」を書いて、件名でも本文でも良いので、「サニとチョビの年賀状希望」の旨を書いておくれ。今年(2022年)12月20日頃までお待ちしてます。

 二つめのプレゼントは、サニじいちゃんが眠ってるので、孫娘のような弟子のあたしチョビがお伝えします。

 年賀状をお送りする人の中から抽選でお二人を選んで、福岡の地域猫・保護猫活動に取り組む二つの団体が作った来年のカレンダーを一つずつ送ります。

 ↑こちらが「一般社団法人 福岡ねこともの会」のカレンダー。幸せそうな、いい表情の二匹の表紙。

 年明け1月。

 裏表紙。

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 まだサニさんは眠ってます。

 続いては、

「ピースキャット」発行カレンダーの表紙。猫さんが訴えるようにじっと見つめている。

 人間と同じで猫の個性もさまざまです。

 伸びている姿が数字の「1」みたい。

 裏表紙・・・。

 ということで、愛らしい地域猫さんたちのカレンダーも運が良ければ当たるから、是非年賀状をご希望してくださいまし。私チョビも眠くなりました。

 サニじいさんはおねむのままなので、最近撮った写真を一気にお見せします。しばらくこのサ日記も更新してなかったみたいだし。

 飼い主が20年以上愛用している虎毛布。あったかい。

 すぐ眠くなる心地よさ。

 おなじみ、アンモナイト姿のサニさん。

 いくらなんでも眠り過ぎじゃないかと思っていたら、足をちょっとケガしてたみたいで、体力を消耗してたみたいで心配しました。

 お医者さんに行ったら、大したことなさそうで少し安心。いやがりながら、お薬を飲まされてかわいそうです。↑のイラストみたく楽しそうに薬飲む猫はいません。

 少し元気が出たのか、袋に入って爆睡するサニさん。

 それでは、みなさん、年賀状ご希望お待ちしてます。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡市南区在住。サバトラ柄。熟年オス猫。雑種だが、アメショーの血が入っていると思っている。
ふてぶてしさが身上の甘え上手。
推定5歳か6歳の頃、今の飼い主宅に上がり込み飼い猫に。それ以前は不明だが、数百メートル離れた公園にいたとの不確かな情報。おととしの暮れ、孫娘のようなキジ白猫チョビが弟子入り。
世の中の動きに敏感なものの、とくに行動はしない。

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