福岡市地下鉄赤坂駅4番出口から徒歩約6分。個性的な店が並ぶ福岡市中央区大名の「林毛町通り」北側に1月16日にオープンした「FREEMAN dining(フリーマン ダイニング)」は、”ファーマーズレストラン”と銘打ち、野菜をメインに楽しめる店。健康を気遣う人たちから注目されています。
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同店は同じく大名に2020年2月にオープンしたサラダの店「FREEMAN SALAD天神店」の姉妹店。両店ともオーナー・石塚翔太さんの「野菜をおいしく、たっぷり食べてほしい」という思いから誕生しました。
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石塚さんは、埼玉県出身。東京で飲食店の現場やマネジメントの経験を積み「いつかは自分の城を」と考えていたところ、縁あって福岡市へ。当初は東京で修業していた焼き鳥店のオープンを計画していたそうですが、福岡には野菜を主体にした店があまり見当たらないことに気が付き、方向転換したといいます。 「出身地でもなく東京でもなく、自分がピンと来るのはどこだろうと考えていたとき、よく旅行に来ていた福岡の“山あり海あり、住居と自然が近い”点に魅力を感じました。畑など農地が近いのもいいですね」と石塚さん。
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新天地で人脈作りから始め、農家や市場とのつながりが生まれる中で納得のいく仕入れができるようになりました。現在はできるだけ旬の野菜は福岡県産を使用。淡路島産のタマネギのように、おいしさに惚れ込んだ野菜は各地から仕入れています。
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同店では、野菜は「つけあわせ」や「飾り」ではなく、立派なメーンディッシュです。生野菜や温野菜を惜しみなく提供して客をあっと驚かせていて、一番人気は店の看板メニューでもある「畑直送グリル野菜盛り合わせ」(M2,980円、L4,350円税込み)です。
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サラダやグリルなどシンプルに調理された旬の野菜8、9種類が、縦30cm×横40cmのオリジナル木製プレートにたっぷりのって、見た目のインパクトは抜群! この日のラインアップは、石塚さんいわく「甘くてデザートのような」紅はるかのバターしょうゆグリル、まるで花びらを重ねるように並べられた生マッシュルームのサラダ、揚げたてのごぼうのフリットなど。特製ソースやディップ、岩塩なども添えられていますが、そのまま食べても素材のうま味、甘味をダイレクトに感じられて美味。 写真は2、3人用のMサイズ。4~6人用のLサイズはこのプレートにのり切れないほどのボリュームです。
現在は平日もランチ営業をしていて、このメニューを一人分にサイズダウンした「畑直送グリル野菜プレート」(980円)を提供中です。手軽に試してみたい人はランチで訪れるのもおすすめです。
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「日替わり野菜のスープ」(800円)も人気で、写真はニンジンのスープ。ニンジン特有のクセを感じない、ニンジンが苦手な人も楽しめるような優しいうま味に癒やされます。ゴボウやケールなどの日もあるそうです。 「旬野菜のごろごろグラタン」(950円)は、直径約18cmのスキレットに、大きくカットされたタマネギやニンジン、サツマイモやブロッコリーなどが、ホワイトソースの中にごろごろと入っていて、濃厚なチーズもたっぷり!
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「女性はもちろん、オープンしてみると男性客も多く、健康を気にかける方が多いなという印象です。ベジタリアンの外国人客もよくお見えになり、いずれは完全ビーガンメニューの開発もしたいですね」と石塚さんは今後の展望を話します。
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アルコールドリンクにも野菜や果実がふんだんに使われています。「野菜で飲める店」というコンセプトの通り、おいしくヘルシーを楽しめるお店です。
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緊急事態宣言が解除されたら営業時間は変更し、メニューも大幅に増える予定。「当店のスタンプカード付きスマホアプリは、お得なクーポンなどがあるのでぜひ利用してください。また店内の全席に電源があるので、仕事をしながらのカフェ利用も大歓迎です」。
FREEMAN dining(フリーマン ダイニング)
住所:福岡市中央区大名1-8-40 林毛町通りビル1階 電話:050-8881-0210 営業:11:00~23:00 (新型コロナウイルスの感染拡大状況により変更あり) 月曜休 インスタグラム @freeman.dining