福岡地下鉄空港線姪浜駅からハローワーク福岡西方向へ徒歩約6分。「スリランカカレー」と書かれた大きな白い看板とサーフボードが目印のスパイスカレー&コーヒーショップ「LIBERcafe(リベル カフェ)」(西区姪浜駅南)に行ってきました。
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飲食店経営や企業ブランディングなどを手がけるリョータさんが「仲間がふらりと遊びに寄れる場所にしたい。趣味のサーフィンの世界観を自分で作りたい」とできる限り自分で施工し、11月22日にオープンさせました。 「例えばテーブルですが、天板は自分で丸のこぎりで削り出し、鉄製の脚を自分で溶接した完全オリジナルです」とリョータさんは話します。
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自身が経営する飲食店にスリランカ人スタッフが多く、彼らが職場に持参する手作りのカレーを気に入っていたリョータさんは、それらのスリランカ人から「家庭のカレーレシピ」を提供してもらい、試作を重ねてメニューを完成させました。
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その一つが「スリランカカレー・チリフィッシュ」(税込み1,100円)。スリランカから仕入れた13種類のスパイス「トゥナパハ(シンハラ語で混合スパイスの意味)」をスリランカ人スタッフの母親が調合して作り出す、うま味の深いカレーです。「カラピンチャ」というカレーリーフも添えられています。
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合わせるのは、田主丸町産の米を粘りが出ないように水分を控えめに炊いたターメリックライス、チリフィッシュ、半熟卵。チリフィッシュとは季節の魚を素揚げし、チリパウダーをまぶしてさらに炒めた家庭料理です。豪快に混ぜて食べるのがスリランカ流といいます。
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食事メニューには、もう一つ「スリランカカレー・ポークステーキ」(同)もあります。カレーの辛さは、辛味が苦手な人向けの「RED0(ゼロ)」からスリランカ人が通常食べている程度の辛さの「RED2」まで無料で選べ、さらに辛い「RED3」以上は100円増しです。 「スリランカではカレーは手で食べるので、食べやすいようにさらさらしておらず、しかも気温が高く暑いのでカレーは常温で食べるそうです。このさらさら感は福岡のスリランカ料理店に共通しているようで、スパイスカレー好きの友人は福岡とスリランカをもじって『フクランカカレーやね』と言っています」とリョータさんは笑います。
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リョータさんは「姪浜周辺は子育て世帯が多いので、ベビーカーが置きやすいゆったりとした空間作りを心がけました。ママ友の会などにもご利用ください」と話します。 子ども用に辛くないカレーの「キッズプレート」(380円)や、小ぶりなサイズの「キッズデザートプレート」(同)もあります。プラス100円でアップルジュースやオレンジジュースが選べるなど、子ども連れにはうれしいですね。
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カレーとともに人気のコーヒー(430円~)は糸島市野北の自家焙煎店「THALIA COFFEE」のスペシャルロースト豆を使用していて、テークアウトもできます。 昼は午後3時までの営業で、カレーが売り切れた場合はカフェメニューのみの提供です。
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金曜と土曜の午後7時からは、店はバーに変身します。カレーは出ませんが、リョータさんの気まぐれメニューが登場します。
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店内に展示されているカスタムバイクの話などで盛り上がることも多いそうで、「男の秘密基地」といった雰囲気を想像してしまいますね。 昼と週末の夜とでは違う顔を楽しめるお店です。どのタイミングで訪れてみますか? DATA 座席…カウンター9席、テーブル8席 平均予算…1,200円 個室…なし
リベルカフェ
住所:福岡市西区姪浜駅南3-10-24 電話:092-287-8511 営業:11:00~15:00、金・土曜はバータイム営業19:00~23:00 不定休 ※年末年始は12月28日(土)~1月6日(月)休 https://www.instagram.com/liber_cafe/
施設名:リベルカフェ
住所:福岡市西区姪浜駅南3-10-24
営業時間:11:00~15:00、金・土曜はバータイム営業19:00~23:00
定休日:不定休 ※年末年始は12月28日(土)~1月7日(火)休
平均予算:1,200円