九州国立博物館だより【3月・4月号】

 「九州国立博物館」(福岡県太宰府市)の魅力を定期的に発信する「九州国立博物館だより」。今回の3月・4月号では、今年度唯一開催している特別展、展示室での特集展示の情報と、来年度の展示スケジュールを中心に紹介します。

目次

【特別展】奈良・中宮寺の国宝

会期:令和3年1月26日(火)〜3月21日(日) 3階特別展示室 観覧料:一般 1,800円、高大生 1,200円、小中生 800円

 奈良斑鳩の地に飛鳥時代に創建された中宮寺は、聖徳太子やその母と関わりの深いお寺です。本尊の国宝「菩薩半跏思惟像(ぼさつはんかしゆいぞう)」は飛鳥時代の最高傑作であると同時に、わが国を代表する彫刻としても名高く、そのおだやかな微笑は多くの人々を魅了してきました。このご本尊をはじめ、鎌倉時代に中宮寺を復興させた尼僧信如ゆかりの重要文化財「文殊菩薩立像」など、中宮寺の寺宝の数々をご紹介します。

オンラインによる事前予約を推奨

 新型コロナウイルス感染症予防のため、特設チケットページより事前の来場日時の予約、購入を推奨しています。詳細は以下よりご確認ください。

「奈良・中宮寺展の国宝」ホームページ

【国宝】菩薩半跏思惟像(伝如意輪観音 でんにょいりんかんのん)

出典:九州国立博物館

 優しいまなざし、静かなほほえみは、人々の心を惹きつけてやみません。背筋を伸ばした凜とした姿には穏やかさの中にも威厳が感じられます。 飛鳥時代 7世紀 奈良・中宮寺 撮影:佐々木香輔

【長崎県指定文化財】菩薩半跏像(ぼさつはんかぞう)

出典:九州国立博物館

三国時代 7世紀 長崎・日本二十六聖人記念館

 朝鮮半島の新羅でつくられた半跏思惟像。 明治時代には長崎の浦上でイエス像としてまつられていました。

【特集展示】「天神縁起の世界」へようこそ

会期:令和3年2月2日(火)~3月28日(日) 4階文化交流展示室 第11室

 太宰府ゆかりの学問の神さま・菅原道真公。その生涯や没後の話をまとめた「天神縁起」は全国各地へ広がり、ここ福岡でも個性豊かな天神縁起が作られました。親しみのある道真公の姿に迫ります。 ※本編では一部作品を、前期:2月2日(火)~2月28日(日)と後期:3月2日(火)~3月28日(日)で展示替えいたします。

重要文化財 天満宮安楽寺草創日記(てんまんぐう あんらくじ そうそう にっき) ※部分

出典:九州国立博物館

角東北院信順筆 室町時代・永禄2年(1559)写 福岡・太宰府天満宮

天満宮縁起画伝 てんまんぐうえんぎえでん(延寿王院本 えんじゅおういんぼん)第6幅

出典:九州国立博物館

泊守治筆 江戸時代・18世紀 福岡・太宰府天満宮 展示期間:後期(3月2日~3月28日)

天神飛梅図(てんじんとびうめず)

出典:九州国立博物館

狩野山雪筆 江戸時代・17世紀 九州国立博物館

来年度の展示スケジュール

 九州国立博物館の来年度の展示スケジュールをお伝えします。  ※展示内容・期間は変更になる可能性がございます。

特別展

令和3年4月20日(火)~6月13日(日) 御大典記念 特別展 よみがえる正倉院宝物 ―再現模造にみる天平の技―

令和3年7月20日(火)~8月29日(日) 皇室の名宝 ―皇室と九州をむすぶ美―

令和3年10月9日(土)~12月5日(日) 海幸山幸 ―祈りと恵みの風景―

令和4年2月8日(火)~3月21日(月・祝) 伝教大師1200年大遠忌記念 最澄と天台宗のすべて

特集展示

令和3年4月13日(火)~5月23日(日)第3室 新収品展

令和3年7月6日(火)~10月3日(日) 第8、9室 古代ガラスの歴史 -岡山市立オリエント美術館蔵品展-(仮称)

令和3年7月17日(土)~10月10日(日) 第11室  没後350年記念 明国からやってきた奇才仏師 范道生

令和3年10月19日(火)~12月12日(日) 第9、10、11室  琉球王国文化遺産集積・再興事業 巡回展 手わざ ―琉球王国の文化―

令和4年1月1日(土・祝)~1月30日(日) 第9室  新春特別公開 徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度

九州国立博物館

住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2 営業:9:30~17:00(入館は16:30まで) 休館:月曜日 電話:050-5542-8600(NTTハローダイヤル 8:00~22:00)

九州国立博物館

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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