温厚な小児科の先生に激怒されたパパ まさかの一言とは

 息子が4歳の頃、体調を崩したのでちょうど仕事が休みだった夫に小児科への付き添いをお願いしました。ところが、小児科を受診して帰ってきた夫の一言が「先生に怒られた」だったのです。温厚で有名な小児科の先生を怒らせた夫の言葉とは?

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小児ぜんそくで体が弱い息子

出典:写真AC

 息子が4歳の頃、私はフルタイムのパートで働いていました。息子は小児ぜんそくで体が弱く、しょっちゅうぜんそく発作を起こして総合病院の小児科で診察してもらっていました。

 ただ総合病院の小児科は、午前中の診察だけ。ある時、息子が体調を崩したのは、総合病院の診察時間外でした…。そこで、ちょうど仕事が休みだった夫に、診察を受け付けている近所の小児科へ連れて行ってもらうことになりました。

 近所の小児科の先生は男性で、すごく温厚で説明も分かりやすかった印象。比較的体が強い娘がたまに風邪を引いたときに受診していました。土曜日の午後も診察していたので、急に娘が体調を崩した時によくお世話になっており、頼りになる先生でした。

「怒られた」と報告する夫

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 ところが、自宅に帰ってきた夫の第一声は、まさかのこの一言だったのです。
 「怒られた…」 なんで?!と思い、話を聞いてみると、夫が圧倒的に悪く、小児科の先生が怒るのも無理もない状態でした。ところが怒られた本人は、何で怒られたか分からない様子でちょっとしょんぼりしています。

 小児科じゃなくたって、診察では先生に対して、症状やこれまでの様子などを伝えますよね。それなのに夫は先生からの質問に対して、
 「さあ」としか答えなかったと言うのです!   

 息子の症状や様子を、夫にきちんと伝えていなかった私も悪かったのかもしれません。しかし息子を小児科へ連れて行っているので、息子に鼻水が出ていたり咳をしていたりという点には気がつくはずです。一応、薬はもらってきていましたが、小児科での夫の態度には心底ガッカリでした。

 この事件が起きてからは、子ども達が小児科を受診する時は私が連れていくようになりました。仕事や保護者会などで都合が悪い時は、小児科の受診は私が連れて行って、終わったら夫に子どもたちのお迎えに来てもらったこともあります。

 そして私はお薬をもらって急いで幼稚園の保護者会へ! ということもありました。今思えば、幼稚園の保護者会は夫にが参加しても良かったんですよね。でも保護者会や役員会には、ほとんど私が参加していました。

最近見かけたオムツのCM

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 そんな私は、最近見かけたオムツのCMに衝撃を受けます。CMでお父さんが汚れた赤ちゃんの肌着を洗っていたのです。私にとってはあり得ないことだったので、すごくすごく衝撃を受けました。

 確かに、最近スーパーで小さい赤ちゃんを連れたお父さんが買い物をしている姿を見かけることもありました。今の若いお父さんはすごく協力的でスゴイなと感心したものです。

 夫に頼むと面倒なことになるので、小児科への付き添いも買い物も、この事件以降ほとんどお願いしたことがありません。でも、今の若いお父さんは小児科へお子さんを連れて行っているので、本当にスゴイと感心しています。

(ファンファン福岡公式ライター/伊藤千恵)

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