「さきめし」は、食事のチケットを先払いで購入し、頑張っている飲食店を応援するプロジェクトです。「また食べに行くよ」の気持ちが、地域のお店の支えになります。ぜひ利用して応援の輪を広げましょう! 福岡県の登録店の中から、「博多うどん酒場 和八(わっぱち)」(福岡市博多区)を紹介します。
「創作うどんと自慢の一品料理をどうぞ」店長・出光良二さん
店内製麺にこだわった、もちもち&ゆでたての創作うどんが楽しめる「博多うどん酒場 和八」。見た目のインパクトで話題の「かぼちゃクリームカレーうどん」は、だしの利いたスパイシーなカレーうどんをまろやかなかぼちゃクリームで覆い、まるでスイーツのよう。麺を食べ終わったらご飯を入れるのもお薦めです。 店長の出光良二さんに話を聞きました。
―コロナ前後で、接客オペレーションや店内環境などは、どのように変わりましたか? 細かいことを言えば全部変わりましたね。アルコール消毒やマスクの着用はもちろん、七味唐辛子などの調味料を卓上に置くのをやめ、箸袋を新しく作って個包装の割り箸に変更しました。狭い店内なのでレイアウト変更は難しいのですが、間隔を開けて座っていただくよう案内しています。また提供するメニューを絞って、ロスが出ないように工夫しています。 ―コロナの影響で、特に大変だったことや苦労していることは何ですか? 駅ビルですから、とにかく人がいない!というのが一番大きいです。元々観光客とインバウンド需要が約7割を占めていたので、それが無くなって非常に厳しい。売り上げでいえば8割くらい減ったと思います。店を開けていても、お客さんが来なければ仕入れが無駄になり、赤字が膨れるばかり。しばらくは休業せざるをえませんでした。
―現在、コロナ対策で頑張っていること、工夫していることは何ですか? 休業中は博多区店屋町にある系列の焼き肉店にスタッフを回し、弁当のテークアウトや配達を始めました。新しい販路が開拓でき、そちらは今も続いています。空いた時間を新人の育成に充てるなど、次に進むための準備期間と捉えて、スタッフのモチベーションを維持するよう努めました。 ―コロナ禍の中、どのような思いでお店を続けていますか? お客さまへのメッセージを。 3月から、春野菜やアサリを使った新メニューも登場しました。定番の「ごぼう天うどん」から九州らし「とり天カレーうどん」まで、昼飲みできるおでんや一品料理もそろってます。これからも変わらずおいしい味を提供します!
博多うどん酒場 和八
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュプラザ博多10階くうてん 電話:092-409-3908 営業:11:00~24:00(L.O.23:30)※施設に準ずる 休日:施設休館日に準ずる ※営業時間は変更される場合があります